Hollywood Express #1011◆2024.03.09(土)

◆この番組の感想はネタバレ全開になっています。
◆映画紹介番組Hollywood Expressレポートです。BS191 WOWOWプライムにて。

 

◆news flash
◆ Horizon: An American Saga - Chapter 1 (2024) から、1回目予告編の話題。ケヴィン・コスナー監督主演の南北戦争の4年間の話しらしい。4部作の予定。これはネット配信ではなく劇場で連続公開するようです。果たしてどうなる?
◆『メリー・ポピンズ』 Mary Poppins (1964) から、公開60周年記念で英国で劇場公開される話題。ホッテントット族のセリフが人種差別で引っかかりレーティングが全年齢から保護者同伴のPGに変更になったそうです。色々と面倒です。
◆『ザ・ウォッチャーズ』 The Watchers (2024) から、予告編公開の話題。M・ナイト・シャマランの娘イシャナ・ナイト・シャマランの初監督作品。監視サスペンスらしい。全米6月公開。果たして出来は?
◆『裸の銃(ガン)を持つ男』 The Naked Gun: From the Files of Police Squad! (1988) のリメイクの話題。リーアム・ニーソンがドレビン警部役を演じるとのことで役に合わないのではとなるが、ドレビン警部の当たり役と言われたレスリー・ニールセンだってそれまではシリアス系で売っていたのでどうなるかわからん。2025年公開予定。このシリーズの特徴である『ギャグは質より量で勝負、全編に渡りしょうもないギャグを詰め込む手法』は継続してもらいたい。

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◆ I Saw the TV Glow (2024) から、TVと現実の境がなくなるホラーらしい。全米5月公開。デヴィッド・クローネンバーグ監督の『ビデオドローム』 Videodrome (1983) と比較されるのは必至ですが果たして出来は?

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◆ハリウッド裏方組合が夏にストライキをするかもしれない話題。脚本組合や俳優組合と同じく配信した時の印税がポイントになってます。

 

◆red carpet
◆95歳のジェームズ・ホンがハリウッドウォークオブフェイムに入ったセレモニーの風景。ルーシー・リュー、ダニエル・シャイナー監督とダニエル・クワン監督のお祝いのスピーチがあります。ジェームズ・ホンの感謝のスピーチがあります。
ジェームズ・ホンですが95歳にして異常に若い。実はもう死んでいて代わりのレプリカントかアンドロイドなのではと思える。

 

◆inside look
◆『デューン 砂の惑星PART2』 Dune: Part Two (2024) のメイキング。ティモシー・シャラメゼンデイヤのインタビューがあります。
◆続いてまた『デューン 砂の惑星PART2』 Dune: Part Two (2024) のメイキング。デイヴ・バウティスタドゥニ・ヴィルヌーヴ監督のインタビューがあります。続編のみを見てもわかるように作ったそうです。

 

◆Hollywood gossip
シルベスター・スタローンがスタントは自分ではやってはダメと発言した話題。自分で大怪我をしたのでそうなったようです。今頃なのかいとツッコミたくなる。

 

◆new releases
◆専用の編集がされた予告編を見ても出来はわからん。しかし本編ハイライトシーンを10秒も見れば出来はわかります。
◆評価は『よい』『普通』『まあまあ』『イマイチ』の4段階。
◆ Kung Fu Panda 4 (2024) マイク・ミッチェル、ステファニー・スティーン監督、ジャック・ブラック、オークワフィナVCの『カンフー・パンダ』シリーズ最新作の3DCDアニメ。いつもの話しのようです。DreamWorks Animation/DreamWorks/Universal Pictures製作配給。私のゴーストですが出来は普通だと囁いてます。
◆ Imaginary (2024) ジェフ・ワドロウ監督、ディワンダ・ワイズ、パイパー・ブラウン主演のイマジナリーフレンド・ホラー。思い出のクマのぬいぐるみでホラーする話しのようです。私のゴーストですが出来は普通だと囁いてます。

 

◆weekend boxoffice top10
◆映画は批評も興行もよければ最高なんですが実際にそうはいかないのがこまったものです。
◆10位が The Beekeeper (2024) デヴィッド・エアー監督、ジェイソン・ステイサム、エミー・レイヴァー・ランプマン主演のリベンジアクション。養蜂家の主人公がリベンジする話しのようです。興行収入totalが6490万ドル。
◆9位が『ARGYLLE/アーガイル』 Argylle (2024) マシュー・ヴォーン監督、ヘンリー・カヴィルブライス・ダラス・ハワード主演のアクションコメディ。小説家の書いたキャラクターが実在して悪戦苦闘する話しのようです。興行収入totalが4390万ドル。
◆8位が『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』 Wonka (2023) ポール・キング監督、ティモシー・シャラメ、クララ・レイン主演のミュージカル。ウィリー・ウォンカのチョコレート工場の前日譚の話しのようです。興行収入totalが2億1670万ドル。
◆7位が『ワールドツアー上映「鬼滅の刃」 絆の奇跡、そして柱稽古へ』 Kimetsu no Yaiba Kizuna no Kiseki, Soshite Hashira Geiko e (2024) 外崎春雄監督、花江夏樹、鬼頭名里VCの『鬼滅の刃』シリーズ最新作2Dリミテッドアニメ。いつもの話しのようです。Shueisha/Aniplex/Ufotable(ufotable)/Aniplex of America製作配給。興行収入totalが1570万ドル。
◆6位が『FLY!/フライ!』 Migration (2023) バンジャマン・レネール監督、クメイル・ナンジアニ、エリザベス・バンクスVCの3D CGアニメ。Illumination Entertainment/Universal Pictures製作配給。カモ一家が初めて渡り鳥をする話しのようです。興行収入totalが1億2340万ドル。
◆5位が『マダム・ウェブ』 Madame Web (2024) S・J・クラークソン監督、ダコタ・ジョンソンシドニー・スウィーニー主演のマーベルアメコミアクション。予知能力で色々とある話しのようです。興行収入totalが4040万ドル。
◆4位が Ordinary Angels (2024) ジョン・ガン監督、ヒラリー・スワンク、アラン・リッチソン主演の人間ドラマ。難病の女の子を助けて自己回復する話しのようです。興行収入totalが1250万ドル。
◆3位がThe Chosen (TV Series) Episode #4.7 (2024) ダラス・ジェンキンズ監督、シャハール・アイザック、エリザベス・タビシュ主演のキリスト教原理主義ドラマ。キリスト教な話しのようです。興行収入totalが400万ドル。TVシリーズを再編集して先行劇場公開するスタイルの2作品目で完結編らしい。キリスト教信者の固定ファンがいるので興行はいい。
◆2位が『ボブ・マーリー: ONE LOVE』 Bob Marley: One Love (2024) レイナルド・マーカス・グリーン監督、キングズベリー・ベン=アディル、ラシャーナ・リンチ主演の伝記ミュージカル映画。レゲエで有名なボブ・マーリーの話しのようです。興行収入totalが8270万ドル。
◆1位が『デューン 砂の惑星PART2』 Dune: Part Two (2024) ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督、ティモシー・シャラメゼンデイヤ主演の『DUNE/デューン 砂の惑星』 Dune: Part One (2021) の続編SFドラマ大作。デューンの続きの話しのようです。興行収入totalが8250万ドル。2024年オープニング作品の中で1位の興行になったそうです。おめでとうございます。

 

◆ending
◆Jon Batiste “It Never Went Away” from “American Symphony (2023)”

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◆ American Symphony | Jon Batiste discusses "It Never Went Away" | Netflix 

 

◆私の好きなミュージックビデオ
◆『Blondie/One Way Or Another』(1978年=昭和53年)のカバー。

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◆Anna Goldsmith - One Way Or Another (cover)

 

◆今週のBSシネマでのお勧め映画
◆2023.12からNHK BS103プレミアムチャンネルは廃止になり、NHK BS101チャンネルに統合されたが、まだ映画を放映しています。そのうちに映画を見たければNHK BS 4Kチャンネルをにしろと誘導してます。しかし自分としてはもうそんな気はない。細かく規格変更してその度に機材を更新しカネを使わされる。いわゆる『血の吐くマラソン』ならぬ『けつの毛まで抜かれるマラソン』には付き合う気がなくなったからです。

◆それでも4Kパッケージソフトは買ってもいいなとなりつつある。
◆映画配信は全く信用していない。せっかく配信で好みの映画リストを作ってもある日突然に諸般の事情で配信停止になり元を断たれたらそれまでになるからです。

◆今週はNHK BSで平日の映画放映はあります。
大相撲中継やスポーツが入ると平日のNHK BSシネマはお休みです。まあこうなると思っていた。MLBが始まったらどうなる。時間帯が違うから映画放映はあるかも。
◆私はBS 4Kチャンネルが映る設備がないのでBS 4Kチャンネルの紹介をしても自分は見れないので何だかモヤモヤする。
◆松竹系のBS260松竹東急は映画なんてどうでもよくて歌舞伎だけでいい松竹らしいやる気がなくコンセプトもないセレクトですが映画放映はやってます。

 

◆私の感想があるお勧めの作品
◆『カメラを止めるな!』(2017年)
上田慎一郎監督、無名キャスト主演のゾンビ内幕映画です。
2017年 PANPOKOPINA/ENBU ゼミナール/アスミック・エース/J:COM COMPANY 日本作品
ランニング・タイム◆95分
プロット◆ゾンビ映画の撮影で悪戦苦闘する話しのようです。
音楽◆永井カイル
◆一発アイデアを上手くまとめている作品です。佳作だと思えます。

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◆『タクシー・ドライバー』(1976年)
◆1976年 コロンビア アメリカ作品
原題◆Taxi Driver
◆プロット 思い込みが過ぎる話しのようです。
音楽◆バーナード・ハーマン
◆この作品はマーティン・スコセッシ監督、ロバート・デ・ニーロシビル・シェパードジョディ・フォスターピーター・ボイル、ハーベイ・カイテル主演の社会派異色ドラマです。
◆思い込みが暴走する話しで傑作です。
◆1人だから狂ったのか?、思い込みが激し過ぎたり、煮詰まったりすると危なくなります。
◆2人きりだって互いのチェックが機能しなくなり片方がもう片方を支配するようになればおかしくなります。
◆3人以上だって1人が突出したらそいつに取り入る連中が出てきたりして、おかしくなって同じようなものだと思えます。

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◆私の感想がないお勧めの作品
◆『騎兵隊』 The Horse Soldiers (1959) 
ジョン・フォード監督、ジョン・ウェインウィリアム・ホールデン、コンスタンス・タワーズ主演のウエスタン。
南北戦争を舞台に色々とある話しのようです。
ジョン・フォード監督なので出来はよいと思います。

 

◆過去の名作は過剰な期待をせずに気楽に見れば面白いと思えます。
◆映画は説明セリフは少ない方がいい。これが基本です。
◆カット割りでわかりやすくするのが映画。メソッド演技はあまり映画的ではない。
◆全編説明セリフがないと話しがわからないという人は映画には向いてないのでTVの字幕付きバラエティ番組を見てた方がいいと思える。