Hollywood Express #1010◆2024.03.02(土)

◆この番組の感想はネタバレ全開になっています。
◆映画紹介番組Hollywood Expressレポートです。BS191 WOWOWプライムにて。

 

 

◆news flash
サム・メンデス監督のインタビューから、ビートルズ映画を撮る話題。メンバー4人別に4作品を撮るそうです。本人2人と2人の遺族の許可を得て音楽も使えるそうです。そもそも音楽がないと成立しない作品です。4作品共に2027年に全米公開。果たして出来は?。
→主役が変わるとまるで違う描写になって『羅生門』(1950年)みたいになれば面白いと思うけど、それは無理か。
→それぞれ主役の俺カッコいい、あとの3人はカスという話しになるのか?これもこれで面白いけど。

 

◆テニス映画 Challengers (2024) の話題。ゼンデイヤ主演のテニスコーチが主役の三角関係の話しらしい。大丈夫なのか。
→女子テニスのWTAツアーですが日本では無視されています。原因は色々とあるみたい。女性アイドルと被るのが原因なのかも。
◆ジェナ・オルテガが『ビートルジュース』 Beetlejuice (1988) の続編 Beetlejuice Beetlejuice (2024) に出演する話題。うるさいファンが多いと思えますがジェナ・オルテガに対して特に抗議はないようです。全米9月公開。
◆ Kiss the Future (2023) の話題。サラエボの音楽ドキュメンタリー。U2がコンサートに至った話しらしい。西側に都合のよい話しだと思える。
◆ Ordinary Angels (2024) の話題。ヒラリー・スワンクとアラン・リッチンソンのインタビューがあります。普段から口数が多いヒラリー・スワンクだそうです。

 

SAG=全米俳優組合賞特集。
◆『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』 Killers of the Flower Moon (2023) のリリー・グラッドストーンが主演女優賞を受賞。
◆主演男優賞は『オッペンハイマー』 Oppenheimer (2023) のキリアン・マーフィ
◆助演賞は『オッペンハイマー』 Oppenheimer (2023) のロバート・ダウニー・ジュニアとThe Holdovers (2023) のダヴァイン・ジョイ・ランドルフが受賞。

 

◆red carpet
マーク・ラファロがハリウッドウォークオブフィイムに入ったセレモニーの風景。ジェニファー・ガーナーの祝福のスピーチがあります。マーク・ラファロの感謝のスピーチもあります。続けることが重要だと力説してます。


◆inside look
◆ Ordinary Angels (2024) のメイキング。製作ケヴィン・ダウンズとジョン・ガン監督、ヒラリー・スワンクとアラン・リッチンソンのインタビューがあります。
◆『ドライブアウェイ・ドールズ』 Drive-Away Dolls (2024) のメイキング。ジェラルディン・ヴィスワナサンとマーガレット・クアリーとビーニー・フェルドスタインのインタビューがあります。

 

◆Hollywood gossip
ケヴィン・コスナーの2度目の離婚が成立した話題。クリスティーン・バウムガートナーとは20年続いたのに離婚する意味があるのかと思える。そんなわけで婚前契約があるのに更に莫大な慰謝料を請求されているそうです。自業自得なのかもしれない。

 

◆new releases
◆専用の編集がされた予告編を見ても出来はわからん。しかし本編ハイライトシーンを10秒も見れば出来はわかります。
◆評価は『よい』『普通』『まあまあ』『イマイチ』の4段階。
◆『デューン 砂の惑星PART2』 Dune: Part Two (2024) ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督、ティモシー・シャラメゼンデイヤ主演の『DUNE/デューン 砂の惑星』 Dune: Part One (2021) の続編SFドラマ大作。デューンの続きの話しのようです。私のゴーストですが出来はよいと囁いてます。砂漠の風景は色的に単調になりがちですがそこはどうしてるのか興味深い。どうやら青い瞳を強調しているようです。センスがいい。
◆ Asleep in My Palm (2023) ヘンリー・ネルソン監督、ティム・ブレイク・ネルソン、クロエ・カーウィン主演の人間ドラマ。貧乏で大変な話しのようです。私のゴーストですが出来は普通だと囁いてます。

 

◆weekend boxoffice top10
◆映画は批評も興行もよければ最高なんですが実際にそうはいかないのがこまったものです。
◆10位が The Chosen (TV Series) Episode #4.1 (2024) ダラス・ジェンキンズ監督、シャハール・アイザック、エリザベス・タビシュ主演のキリスト教原理主義ドラマ。キリスト教な話しのようです。興行収入totalが790万ドル。TVシリーズを再編集して先行劇場公開するスタイル。キリスト教信者の固定ファンがいるので興行はいい。
◆9位が The Beekeeper (2024) デヴィッド・エアー監督、ジェイソン・ステイサム、エミー・レイヴァー・ランプマン主演のリベンジアクション。養蜂家の主人公がリベンジする話しのようです。興行収入totalが6310万ドル。
◆8位が『ドライブアウェイ・ドールズ』 Drive-Away Dolls (2024) イーサン・コーエン監督、マーガレット・クアリー、ジェラルディン・ヴィスワナサン主演のサスペンスコメディ。女の子2人が謎のトランクを運ぶことになって悪戦苦闘する話しのようです。興行収入totalが240万ドル。
◆7位が『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』 Wonka (2023) ポール・キング監督、ティモシー・シャラメ、クララ・レイン主演のミュージカル。ウィリー・ウォンカのチョコレート工場の前日譚の話しのようです。興行収入totalが2億1440万ドル。
◆6位が『ARGYLLE/アーガイル』 Argylle (2024) マシュー・ヴォーン監督、ヘンリー・カヴィルブライス・ダラス・ハワード主演のアクションコメディ。小説家の書いたキャラクターが実在して悪戦苦闘する話しのようです。興行収入totalが4160万ドル。
◆5位が『FLY!/フライ!』 Migration (2023) バンジャマン・レネール監督、クメイル・ナンジアニ、エリザベス・バンクスVCの3D CGアニメ。Illumination Entertainment/Universal Pictures製作配給。カモ一家が初めて渡り鳥をする話しのようです。興行収入totalが1億2030万ドル。
◆4位が『マダム・ウェブ』 Madame Web (2024) S・J・クラークソン監督、ダコタ・ジョンソンシドニー・スウィーニー主演のマーベルアメコミアクション。予知能力で色々とある話しのようです。興行収入totalが3530万ドル。
◆3位が Ordinary Angels (2024) ジョン・ガン監督、ヒラリー・スワンク、アラン・リッチソン主演の人間ドラマ。難病の女の子を助けて自己回復する話しのようです。興行収入totalが610万ドル。
◆2位が『ワールドツアー上映「鬼滅の刃」 絆の奇跡、そして柱稽古へ』 Kimetsu no Yaiba Kizuna no Kiseki, Soshite Hashira Geiko e (2024) 外崎春雄監督、花江夏樹、鬼頭名里VCの『鬼滅の刃』シリーズ最新作2Dリミテッドアニメ。いつもの話しのようです。Shueisha/Aniplex/Ufotable(ufotable)/Aniplex of America製作配給。興行収入totalが1150万ドル。
◆1位が『ボブ・マーリー: ONE LOVE』 Bob Marley: One Love (2024) レイナルド・マーカス・グリーン監督、キングズベリー・ベン=アディル、ラシャーナ・リンチ主演の伝記ミュージカル映画。レゲエで有名なボブ・マーリーの話しのようです。興行収入totalが7110万ドル。これはビックリの2週連続1位になってます。

 

◆ending
◆Ryan Gosling “I'm Just Ken” from “Barbie (2023)”

youtu.be

◆ Ryan Gosling & Mark Ronson - I'm Just Ken (Merry Kristmas Barbie) [Official Music Video] 


◆私の好きなミュージックビデオ
◆『Blondie/One Way Or Another』(1978年=昭和53年)のカバー。

youtu.be

◆たまにはオリジナルでOne Way Or Another

 

◆今週のBSシネマでのお勧め映画
◆2023.12からNHK BS103プレミアムチャンネルは廃止になり、NHK BS101チャンネルに統合されたが、まだ映画を放映しています。そのうちに映画を見たければNHK BS 4Kチャンネルをにしろと誘導してます。しかし自分としてはもうそんな気はない。細かく規格変更してその度に機材を更新しカネを使わされる。いわゆる『血の吐くマラソン』ならぬ『けつの毛まで抜かれるマラソン』には付き合う気がなくなったからです。

◆それでも4Kパッケージソフトは買ってもいいなとなりつつある。
◆映画配信は全く信用していない。せっかく配信で好みの映画リストを作ってもある日突然に諸般の事情で配信停止になり元を断たれたらそれまでになるからです。

◆今週はNHK BSで平日の映画放映はあります。
大相撲中継やスポーツが入ると平日のNHK BSシネマはお休みです。まあこうなると思っていた。MLBが始まったらどうなる。時間帯が違うから映画放映はあるかも。
◆私はBS 4Kチャンネルが映る設備がないのでBS 4Kチャンネルの紹介をしても自分は見れないので何だかモヤモヤする。
◆松竹系のBS260松竹東急は映画なんてどうでもよくて歌舞伎だけでいい松竹らしいやる気がなくコンセプトもないセレクトですが映画放映はやってます。

 

◆私の感想があるお勧めの作品
◆『パディントン』(2014年)
◆この作品はポール・キング監督、ベン・ウィショーVC、ヒュー・ボネヴィル、サリー・ホーキンスニコール・キッドマン主演のファンタジーコメディです。
◆2014年 Heyday Films production/Canal+ Ciné+ TF1 and Amazon Prime instant Video/TF1 Films Production/Anton Capital Entertainment S.C.A/StudioCanal 英国作品
ランニング・タイム◆97分
原題◆Paddington
プロット◆喋るクマで色々とあり過ぎる話しのようです。
ニコール・キッドマンが悪役を務めてます。
◆全体的によく出来てます。

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◆『パディントン2』(2017年)

ポール・キング監督、ベン・ウィショーVC、ヒュー・ボネヴィル、サリー・ホーキンスヒュー・グラント主演のファンタジー・コメディの続編です。
2017年 Heyday Films Production/Canal+ Ciné+ and Amazon Prime instant video/Anton Capital Entertainment S.C.A./StudioCanal 英国=フランス作品
ランニング・タイム◆107分
原題◆Paddington 2
プロット◆絵本でムショ送りになる話しのようです。
ヒュー・グラントが悪役を務めてます。
◆全体的によく出来てます。

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◆<u><a href="http://eigaface.cocolog-nifty.com/blog/2006/10/post_6dbc.html">『博士の異常な愛情』(1964年)</a></u>
◆この作品はスタンリー・キューブリック監督、ピーター・セラーズスターリング・ヘイドンジョージ・C・スコット、ピーター・ブル、スリム・ピケンズ、ジェームズ・アール・ジョーンズ、キーナン・ウィン主演のの水爆コメディでブラック・コメディの傑作と名高い作品です。
1964年 ホーク・フィルムズ/コロンビア・ピクチャーズ 英国作品
ランニング・タイム◆94分
原題◆Dr.Strangelove:Or,How I Learned to Stop Worrying and Love the Bomb
プロット◆水爆の行方を巡って右往左往する話しのようです。
◆皮肉が効き過ぎてそんなに笑えるシーンは少ない感じです。これもこれでいいけど。

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◆私の感想がないお勧めの作品
◆『限りなき追跡』 Gun Fury (1953) 
ラオール・ウォルシュ監督、ロック・ハドソンドナ・リード、フィリップ・ケイリー、リー・マービン主演のウエスタン。
◆強盗団に誘拐された婚約者を追って色々とある話しのようです。
◆職人監督と豪華なキャストなので出来はいいと思えます。

 

◆過去の名作は過剰な期待をせずに気楽に見れば面白いと思えます。
◆映画は説明セリフは少ない方がいい。これが基本です。
◆カット割りでわかりやすくするのが映画。メソッド演技はあまり映画的ではない。
◆全編説明セリフがないと話しがわからないという人は映画には向いてないのでTVの字幕付きバラエティ番組を見てた方がいいと思える。