Hollywood Express #992◆2023.10.21(土)

◆この番組の感想はネタバレ全開になっています。
◆映画紹介番組Hollywood Expressレポートです。BS191 WOWOWプライムにて。

 

◆news flash
◆伝説のプロレスラー鉄の爪フリッツ・フォン・エリック一家のドラマ The Iron Claw (2023) のファーストルックの話題。フリッツ・フォン・エリックの息子達が次々と死に至った悲劇のプロレス一家の話しのようです。全米12月公開。
◆医療ドキュメンタリー Medicine Man: The Stan Brock Story (2020) の話題。全米11月に1日のみ公開。
◆『エクソシスト 信じる者』 The Exorcist: Believer (2023) から、製作ジェイソン・ブラムとのインタビューがあります。もう1人はデヴィッド・ゴードン・グリーン監督だと思う。
◆『エクスペンダブルズ ニューブラッド』 Expend4bles (2023) の興行がイマイチな話題。頼みの全世界興行もイマイチだそうです。全米での興行不振は劇場公開から3週間後に配信したのが早過ぎるとのことです。
◆『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』 Star Wars: Episode IV - A New Hope (1977) で実際の撮影に使われていたXウィングのミニチュアモデルが310万ドルの高額で落札された話題。これまでの最高額とのことです。
◆90歳のマイケル・ケインが引退を認めた話題。自分の作品に必ずマイケル・ケインを出演させていたクリストファー・ノーラン監督がガッカリして新作が作れなくなるのでは心配になります。次は誰にするんだろ?とゲスな興味もあるが、それはもうキリアン・マーフィに決まってるか。すでにクリストファー・ノーラン監督作品の常連でOppenheimer (2023) で箔が付いたし。
◆『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』 Wonka (2023) の最新予告編の話題。ティモシー・シャラメヒュー・グラントが出ています。全米より早い日本では11月公開。
◆ミュージカル版の The Color Purple (2023) の話題。全米12月公開。いつの間にかミュージカルになっていたようです。これはビックリ。

 

◆red carpet
◆『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』 Killers of the Flower Moon (2023) のロンドンプレミアの風景。マーティン・スコセッシ監督のインタビューがあります。俳優組合のストライキ中なので主演俳優達がいなくて寂しいと嘆いてます。しかし作品の宣伝はちゃんとやります。
◆オセージ族のチーフ・スタンディング・ベアのインタビューもあります。アドバイザーみたいなものか?

 

◆inside look
◆『テイラー・スウィフト: The Eras Tour』 Taylor Swift: The Eras Tour (2023) のメイキング。メディア評論家ポール・デルガラベディアンの解説があります。
◆それはともかくこの作品はスタジオを通さずに製作されているのがエポックらしい。◆それにコンサートチケットより劇場版チケットの安いそうです。そりゃそうだ。
◆この作品とのバッティングを避けて『エクソシスト 信じる者』 The Exorcist: Believer (2023) が劇場公開を早める賢明な判断をしてます。
ビヨンセのワールドツアーライブドキュメンタリー Renaissance: A Film by Beyoncé (2023) も全米12月公開になってます。果たして興行はどうなる?

◆ She Came to Me (2023) のメイキング。アン・ハサウェイマリサ・トメイレベッカ・ミラー監督のインタビューがあります。

 

◆Hollywood gossip
◆ウィル・スミスとジェイダ・ピンケット・スミスが2016年から別居状態の話題。そうなるとあの殴打事件は何なんだ?となるような。何かのパフォーマンスだったのか?

 

◆new releases
◆専用の編集がされた予告編を見ても出来はわからん。しかし本編ハイライトシーンを10秒も見れば出来はわかります。
◆評価は『よい』『普通』『まあまあ』『イマイチ』の4段階。
◆『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』 Killers of the Flower Moon (2023) マーティン・スコセッシ監督、レオナルド・ディカプリオロバート・デ・ニーロリリー・グラッドストーン主演のドラマ。石油利権で色々とあり過ぎる話しのようです。私のゴーストですが出来はよいと囁いてます。
◆『ナイアド 〜その決意は海を越える〜』 Nyad (2023) エリザベス・チャイ・ヴァサルヘリィ監督、アネット・ベニングジョディ・フォスター主演の遠泳ドラマ。キューバからフロリダまで泳いだ実在人物の伝記映画。遠泳の話しのようです。私のゴーストですが出来は普通だと囁いてます。

 

◆weekend boxoffice top10
◆映画は批評も興行もよければ最高なんですが実際にそうはいかないのがこまったものです。
◆10位が Dumb Money (2023) クレイグ・ギレスピー監督、ポール・ダノ、ピート・デヴィッドソン主演のマネーゲームドラマ。個人投資家ウォール街富裕層の対決の話しのようです。興行収入totalが1260万ドル。
◆9位が『イコライザー THE FINAL』 The Equalizer 3 (2023) アントワーン・フークワ監督、デンゼル・ワシントンダコタ・ファニング主演の『イコライザー』シリーズ最新作アクション完結作。イタリアを舞台にいつもの話しのようです。興行収入totalが9050万ドル。
◆8位が『死霊館のシスター 呪いの秘密』 The Nun II (2023) マイケル・チャベス監督、タイッサ・ファーミガ、ストーム・リード主演の『死霊館』シリーズのスピンオフ2作目ホラー。いつもの話しのようです。興行収入totalが8370万ドル。
◆7位が『名探偵ポアロ: ベネチアの亡霊』 A Haunting in Venice (2023) ケネス・ブラナー監督、ケネス・ブラナーミシェル・ヨー他オールスターキャスト主演の『名探偵ポアロ』シリーズ最新作。ポアロが畑違いな超常現象に悪戦苦闘するの話しのようです。興行収入totalが3880万ドル。
◆6位が The Blind (2023) アンドリュー・ハイアット監督、アーロン・フォン・アンドリアン、アメリア・イヴ主演のドラマ。夫婦生活ゴタゴタな話しのようです。興行収入totalが1390万ドル。
◆5位が『ザ・クリエイター/創造者』 The Creator (2023) ギャレス・エドワーズ監督、ジョン・デヴィッド・ワシントン、渡辺謙主演のSFアクションドラマ。AIと人類が対決する話しのようです。興行収入totalが3240万ドル。
◆4位が Saw X (2023) ケヴィン・グルタート監督、トビン・ベル、シャウニー・スミス主演の『ソウ』シリーズ最新作ホラー。いつものホラーの話しのようです。興行収入totalが4140万ドル。
◆3位が『パウ・パトロール ザ・マイティ・ムービー』 PAW Patrol: The Mighty Movie (2023) カル・ブランカー監督、クリステン・ベルタラジ・P・ヘンソンVCの『パウ・パトロール』シリーズ続編3D CGアニメ。仔犬たちがパトロールする話しのようです。Nickelodeon Animation Studios/Nickelodeon Movies/Paramount Animation/Spin Master Entertainment/Paramount Pictures製作配給。興行収入totalが4970万ドル。
◆2位が『エクソシスト 信じる者』 The Exorcist: Believer (2023) デヴィッド・ゴードン・グリーン監督、レスリー・オドム Jr.、エレン・バースティン主演の『エクソシスト』 The Exorcist (1973) の続編オカルトホラー。また悪魔祓いする話しのようです。興行収入totalが4490万ドル。
◆1位が『テイラー・スウィフト: The Eras Tour』 Taylor Swift: The Eras Tour (2023) サム・レンチ監督、テイラー・スウィフト出演のThe Eras Tourドキュメンタリー。ライブツアーの話しのようです興行収入totalが9280万ドル。

 

◆ending
Bruce Springsteen “Addicted to Romance” from “She Came to Me (2023)”

youtu.be

◆Addicted to Romance (from the film 'She Came to Me' - Official Lyric Video)

 

◆私の好きなミュージックビデオ
◆『Blondie/One Way Or Another』(1978年=昭和53年)のカバー。

youtu.be

◆Broken Peach - One Way Or Another (Halloween Special)

 

◆今週のNHK BSシネマでのお勧め映画
◆私の感想があるお勧めの作品
◆『ブロンコ・ビリー』(1980年)
クリント・イーストウッド監督、クリント・イーストウッド、ソンドラ・ロック、ジェフリー・ルイス主演の現代ウエスタンドラマです。
原題◆Bronco Billy
プロット◆現代のカウボーイがわがままなヒロインと仲よくなる話しのようです。
◆本格的なアクションではなくコメディの入った人情ドラマです。お勧めです。

eigaface.cocolog-nifty.com

 

◆私の感想がないお勧めの作品
◆『遠い太鼓』 Distant Drums (1951) 
ミルトン・スパーリング製作、ラオール・ウォルシュ監督、ゲーリー・クーパー、マリ・アルドン、リチャード・ウェッブ主演のスワンプウォーター・ウエスタン。
◆沼地で先住民から逃げ回る話しのようです。
ダリル・F・ザナックの弟子ミルトン・スパーリング製作、本物の職人ラオール・ウォルシュ監督、ゲーリー・クーパー主演なので出来はよいと思います。

 

◆過去の名作は過剰な期待をせずに気楽に見れば面白いと思えます。
◆映画は説明セリフは少ない方がいい。これが基本です。
◆カット割りでわかりやすくするのが映画。メソッド演技はあまり映画的ではない。
◆全編説明セリフがないと話しがわからないという人は映画には向いてないのでTVの字幕付きバラエティ番組を見てた方がいいと思える。