Hollywood Express #973◆2023.06.09(土)

◆この番組の感想はネタバレ全開になっています。
◆映画紹介番組Hollywood Expressレポートです。BS191 WOWOWプライムにて。

 

 

◆news flash
ピクサーの3D CGアニメ『マイ・エレメント』 Elemental (2023) のファーストクリップを公開の話題。4つのエレメントの話しだそうです。火・水・土・風なのでニンジャネタかと思ったら違うみたい。Pixar Animation Studios/Walt Disney Pictures/Walt Disney Studios Motion Pictures製作配給。日本は8月公開。
◆『リトル・マーメイド』 The Little Mermaid (2023) の話題。ジョナ・ハウアー=キングとハリー・ベイリーのインタビューがあります。
◆『ジョン・ウィック: コンセクエンス』 John Wick: Chapter 4 (2023) の続編の話題。金の亡者で銭ゲバのスタジオ側は作る気が満々です。それにしてもまだ日本では公開していないのか。
◆『ミュータント・タートルズ』シリーズ最新作3D CGアニメ『ミュータント・タートルズ: ミュータント・パニック!』の全米公開が2日早くなった話題。全米8月2日公開。日本は9月公開。Nickelodeon Animation Studios/Point Grey Pictures/Image Comics/Nickelodeon Movies/Paramount Pictures製作配給。
◆グレッグ・レモンのドキュメンタリー。 The Last Rider (2022) の話題。ツールドフランスで有名な人らしい。全米6月公開。
ドウェイン・ジョンソンのインタビューから、『ワイルドスピード』シリーズに復帰する話題。ドウェイン・ジョンソンは路線変更のDCアメコミシリーズから放出されたので大人の対応になったようです。
クリストファー・ノーラン監督の原爆開発ドラマ Oppenheimer (2023) の上映時間3時間の話題。R指定も。全米7月公開。

 

◆red carpet
◆ミンナ・ウェンがハリウッドウォークオブフェイムに入ったセレモニーの風景。タムリン・トミタ、ローレン・トム、ロザリンド・チャオの祝福のスピーチがあります。ミンナ・ウェンの感謝のスピーチもあります。

 

◆inside look
◆『スパイダーマン: アクロス・ザ・スパイダーバース』 Spider-Man: Across the Spider-Verse (2023) のメイキング。TVプロデューサー ヴィクター・ルーカスの解説があります。
◆『リトル・マーメイド』 The Little Mermaid (2023) のメイキング。ジョナ・ハウアー=キングとハリー・ベイリー、デヴィッド・ディグスとジェイコブ・トレンブレイのインタビューがあります。

 

◆Hollywood gossip
◆大御所ロバート・デ・ニーロに続いて大御所アル・パチーノにも子供が生まれた話題。4人目だそうです。アル・パチーノは自分に子作り能力が無いと思っていたので念のためにDNA検査をやったそうです。

 

◆new releases
◆専用の編集がされた予告編を見ても出来はわからん。しかし本編ハイライトシーンを10秒も見れば出来はわかります。
◆評価は『よい』『普通』『まあまあ』『イマイチ』の4段階。
◆『トランスフォーマー/ビースト覚醒』 Transformers: Rise of the Beasts (2023) スティーヴン・ケイプル・ジュニア監督、アンソニー・ラモス、ドミニク・フィッシュバック主演の『トランスフォーマー』シリーズ最新作アクション大作。いつもの話しのようです。私のゴーストですが出来は普通だと囁いてます。
◆ Strays (2023) ジョシュ・グリーンハウス監督、ウィル・フェレルジェイミー・フォックスVCの犬ドラマ。捨て犬が元の家に戻ろうとする話しのようです。ハリウッドのスタジオは企画が無いと安全パイな犬映画に頼ります。私のゴーストですが出来は普通だと囁いてます。

 

◆weekend boxoffice top10
◆映画は批評も興行もよければ最高なんですが実際にそうはいかないのがこまったものです。
◆10位が Kandahar (2023) リック・ローマン・ウォー監督、ジェラルド・バトラー、ナヴィド・ネガーハン主演のアクション。いつものようにジェラルド・バトラーがアクションする話しのようです。興行収入totalが420万ドル。
◆9位が You Hurt My Feelings (2023) ニコラス・ホロフセナー監督、ジュリア・ルイス=ドレイファス、トビアス・メンジーズ主演のドラマ。作家の奥様が中年の危機に陥る話しのようです。興行収入totalが300万ドル。
◆8位が The Machine (2023) ピーター・アテンシオ監督、バート・クライシャー、マーク・ハミル主演のアクションコメディ。主人公がマーク・ハミルに悪戦苦闘する話しのようです。興行収入totalが860万ドル。
◆7位が About My Father (2023) ローラ・テルーゾ監督、セバスチャン・マニスカルコ、ロバート・デ・ニーロ主演のファミリーコメディ。イタリア系の父と息子で色々とあり過ぎる話しのようです。興行収入totalが870万ドル。
◆6位が『ザ・スーバーマリオブラザーズ・ムービー』 The Super Mario Bros. Movie (2023) マーロン・ホーヴァス、マイケル・ジェレニック、ピエール・ルディック監督、クリス・プラット、アニャ・テイラー=ジョイVCの3D CGアニメ。任天堂の有名なゲームな話しのようです。Nintendo/Illumination Entertainment/Universal Pictures製作配給。興行収入totalが5億6620万ドル。
◆5位が『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』 Fast X (2023) ルイ・レテリエ監督、ヴィン・ディーゼルミシェル・ロドリゲス他主演の『ワイルド・スピード』シリーズ最新作アクション大作。ジェイソン・モモアが悪役を務めてます。いつもの話しのようです。興行収入totalが1億2880万ドル。
◆4位が『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー: VOLUME 3』 Guardians of the Galaxy Volume 3 (2023) ジェームズ・ガン監督、クリス・プラットゾーイ・サルダナ主演の『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズ最新作のアメコミ大作。いつもの話しのようです。興行収入totalが3億2310万ドル。
◆3位が The Boogeyman (2023) ロブ・サヴェージ監督、ソフィー・サッチャークリス・メッシーナ主演のスティーヴンキング原作のホラー。いつもの話しのようです。興行収入totalが1230万ドル。
◆2位が『リトル・マーメイド』 The Little Mermaid (2023) ロブ・マーシャル監督、ハリー・ベイリー、ジョナ・ハウアー=キング主演の人魚ミュージカルドラマ。人魚姫な話しのようです。興行収入totalが1億8690万ドル。
◆1位が『スパイダーマン: アクロス・ザ・スパイダーバース』 Spider-Man: Across the Spider-Verse (2023) ホアキンドス・サントス、ケンプ・パワーズジャスティン・K・トンプソン監督、シャメイク・ムーア、ヘイリー・スタインフェルドVCの続編アメコミ 3D CGアニメ超大作。アクロス・ザ・スパイダーバースの話しのようです。Sony Pictures Animation/Marvel Entertainment/Arad Productions/Lord Miller/Pascal Pictures/Sony Pictures Entertainment (SPE)/Columbia Pictures製作配給。興行収入totalが1億2060万ドル。1億ドルに達してます。おめでとうございます。

 

◆ending
◆Dermot Kennedy & Bailey Zimmerman's “Won't Back Down” from “Fast X (2023)”

youtu.be

◆FAST X | Won't Back Down (Official Music Video) - NBA YoungBoy, Bailey Zimmerman, Dermot Kennedy

 

◆私の好きなミュージックビデオ
◆『Blondie/One Way Or Another』(1978年=昭和53年)のカバー。

youtu.be

◆Rugrats Movie - One Way or Another

 

◆今週のNHK BSシネマでのお勧め映画
◆私の感想があるお勧めの作品
◆今週はありません。

 

◆私の感想がないお勧めの作品
◆『シェルブールの雨傘』 Les parapluies de Cherbourg (1964) 
ジャック・ドゥミ監督、カトリーヌ・ドヌーヴ、ニーノ・カステルヌオーヴォ、マルク・ミシェル主演のミュージカルラブロマンス。
◆若いカップルを別れて再会する話しのようです。
◆セリフまで全編に渡って歌で処理してるミュージカルです。結構好きな手法です。
◆私が初めて見たセリフまで全編に渡って歌で処理してるミュージカルは『トミー』(1975年)でした。こんな手法があるものなのか。映画って凄いなとぶっ飛んだものです。

eigaface.cocolog-nifty.com

 

◆『馬上の二人』 Two Rode Together (1961) 
ジョン・フォード監督、ジェームズ・スチュワートリチャード・ウィドマーク、リンダ・クリスタル主演の風変わりなウエスタン。
コマンチ育ちの子供を引き取って色々とある話しのようです。
◆セリフまで全編に渡って歌で処理してるミュージカルです。
◆キャリア終盤のジョン・フォード監督はネイティブアメリカン問題に関心を示してます。


◆過去の名作は過剰な期待をせずに気楽に見れば面白いと思えます。
◆映画は説明セリフは少ない方がいい。これが基本です。
◆カット割りでわかりやすくするのが映画。メソッド演技はあまり映画的ではない。
◆全編説明セリフがないと話しがわからないという人は映画には向いてないのでTVの字幕付きバラエティ番組を見てた方がいいと思える。