Hollywood Express #1003◆2024.01.13(土)

◆この番組の感想はネタバレ全開になっています。
◆映画紹介番組Hollywood Expressレポートです。BS191 WOWOWプライムにて。

 

◆new releases
◆女性ジャーナリスト同盟賞特集。
◆『バービー』 Barbie (I) (2023) は4部門受賞。
◆『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』 Killers of the Flower Moon (2023) も4部門受賞。
◆ The Zone of Interest (2023) は作品賞と非英語作品を受賞。

◆リナ・ウェイスのインタビューから、リナ・ウェイスがサンダンス映画祭の審査員を務める話題。1月18日から開催。
◆ Weak Layers (2023) の話題。72時間以内にスキー映画をつくる話のようです。コメディです。エスタルプラットフォームとは何だかわからん。
◆プール・ホラー Night Swim (2024) の話題。ワイアット・ラッセルとケリー・コンドンのインタビューがあります。
◆ Lisa Frankenstein (2024) の話題。キャサリンニュートン、コール・スプラウス主演のホラー・コメディ。全米2月公開。果たして出来は?

ゴールデングローブ賞特集
ゴールデングローブ賞はドラマ部門とミュージカルコメディ部門に別れているので上手い感じで振り分けられます。
◆『オッペンハイマー』 Oppenheimer (2023) がゴールデングローブ賞でドラマ部門で最多5部門受賞の話題。
◆『哀れなるものたち』はミュージカルコメディ部門で主演女優賞。 The Holdovers (2023) は2部門受賞。
◆『落下の解剖学』 Anatomie d'une chute (2023) が脚本賞。非英語作品賞。
◆『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』 Killers of the Flower Moon (2023) のリリー・グラッドストーンの受賞はアメリカ先住民系の俳優では初めてだそうです。

 

◆red carpet
◆ Night Swim (2024) のプールサイドでのプレミアの風景。エリー・アライザ、アメリー・ホーフェル、製作ジェームズ・ワン、ワイアット・ラッセル、製作ジェイソン・ブラムのインタビューがあります。

 

◆inside look
◆ Night Swim (2024) のメイキング。ワイアット・ラッセルとケリー・コンドン、ブライアン・マグワイア監督、製作総指揮ライアン・テュレックのインタビューがあります。
◆『異人たち』All of Us Strangers (2023)のメイキング。アンドリュー・スコット、主演の幽霊ドラマのようです。ポール・メスカルとアンドリュー・スコットのインタビューがあります。

 

◆Hollywood gossip
◆ハリー・ベイリーのインタビューから、出産でブランクがあった話題。おめでとうございます。ところでラッパーが異常にモテるのは何で?。

 

◆new releases
◆専用の編集がされた予告編を見ても出来はわからん。しかし本編ハイライトシーンを10秒も見れば出来はわかります。
◆評価は『よい』『普通』『まあまあ』『イマイチ』の4段階。
◆ The Beekeeper (2024) デヴィッド・エアー監督、ジェイソン・ステイサム、エミー・レイヴァー・ランプマン主演のリベンジアクション。養蜂家の主人公がリベンジする話しのようです。私のゴーストですが出来は普通だと囁いてます。スイカ農家のチャールズ・ブロンソンが地上げギャングのアル・レッティエリと対決する『マジェスティック』Mr. Majestyk (1974)みたいな感じだと思える。
Mean Girls (2024) サマンサ・ジェイン、アルトゥーロ・ペレスjr.監督、アンガーリー・ライス、レニー・ラップ主演の『ミーン・ガールズMean Girls (2004) の舞台化ミュージカルからの映画化ミュージカル・ドラマ。学園カーストで色々とある話しのようです。私のゴーストですが出来は普通だと囁いてます。オリジナルでは脚本と出演のティナ・フェイがちゃんと出てます。

eigaface.cocolog-nifty.com

→オリジナルは何故か豪華キャストになってます。

 

◆weekend boxoffice top10
◆映画は批評も興行もよければ最高なんですが実際にそうはいかないのがこまったものです。
◆10位が『哀れなるものたち』 Poor Things (2023) ヨルゴス・ランティモス監督、エマ・ストーンマーク・ラファロウィレム・デフォー主演の人生再生ドラマ。人工的に生まれ変わって色々とある話しのようです。興行収入totalが1410万ドル。
◆9位が Ferrari (2023) マイケル・マン監督、アダム・ドライヴァーペネロペ・クルスととシェイリーン・ウッドリー主演のドラマ。若きエンツォ・フェラーリの話しのようです。興行収入totalが1590万ドル。
◆8位が『アイアンクロー』 The Iron Claw (2023) ショーン・ダーキン監督、ザック・エフロン、ジェレミー・アレン・ホワイト主演のプロレス・ドラマ。フリッツ・フォン・エリックの息子達が次々と死に至った悲劇のプロレス一家の話しのようです。興行収入totalが2430万ドル。
◆7位が『カラーパープル』 The Color Purple (2023) ブリッツ・バザウレ監督、ダニエル・ブルックスタラジ・P・ヘンソン主演のオリジナルの映画『カラーパープル』 The Color Purple (1985) のブロードウェイミュージカル化されての映画版。黒人が苦労する話しのようです。興行収入totalが5450万ドル。
◆6位が The Boys in the Boat (2023) ジョージ・クルーニー監督、ジェエル・エドガートン、カラム・ターナー主演の実話ベースのボート競技スポ根ドラマ。1930年代のボート競技の話しのようです。興行収入totalが3340万ドル。
◆5位が Anyone But You (2023) ウィル・グラック監督、シドニー・スウィーニー・グレン・パウエル主演のロマンティックコメディ。最初は仲が悪いけどそのうちに仲よくなるいつもの話しのようです。興行収入totalが4390万ドル。
◆4位が『FLY!/フライ!』 Migration (2023) バンジャマン・レネール監督、クメイル・ナンジアニ、エリザベス・バンクスVCの3D CGアニメ。Illumination Entertainment/Universal Pictures製作配給。カモ一家が初めて渡り鳥をする話しのようです。興行収入totalが7750万ドル。
◆3位が『アクアマン/失われた王国』 Aquaman and the Lost Kingdom (2023) ジェームズ・ワン監督、ジェイソン・モモアパトリック・ウィルソン主演のDCアメコミ続編アクション大作。いつもの話しのようです。興行収入totalが1億ドル。1億ドルちょうどなのでおめでとうございますは微妙な感じです。
◆2位が Night Swim (2024) ブライスマグワイア監督、ワイアット・ラッセル、ケリー・コンドン主演のプールホラー。引っ越した家の屋外プールで色々とあり過ぎる話しのようです。興行収入totalが1170万ドル。
◆1位が『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』 Wonka (2023) ポール・キング監督、ティモシー・シャラメ、クララ・レイン主演のミュージカル。ウィリー・ウォンカのチョコレート工場の前日譚の話しのようです。興行収入totalが1億6430万ドル。

 

◆ending
◆Leslie Odom from “Loved”

youtu.be

◆ Leslie Odom Jr. - Loved (Official Music Video) 

 

◆私の好きなミュージックビデオ
◆『Blondie/One Way Or Another』(1978年=昭和53年)のカバー。

youtu.be

◆ One Way Or Another - Blondie (Guitar Cover) 

 

◆今週のNHK BSシネマでのお勧め映画
◆2023.12からNHK BS プレミアムチャンネルは廃止になり、BS101チャンネルに統合されたが、まだ映画を放映しています。そのうちに映画を見たければNHK BS 4Kチャンネルをにしろと誘導してます。しかし自分としてはもうそんな気はない。細かく規格変更してその度に機材を更新しカネを使わされる。いわゆる『血の吐くマラソン』ならぬ『けつの毛まで抜かれるマラソン』には付き合う気がなくなったからです。

◆今週は大相撲中継が入り平日のNHK BSシネマはお休みです。まあこうなると思っていた。
◆私はBS 4Kチャンネルが映る設備がないのでBS 4Kチャンネルの紹介をしても自分は見れないので何だかモヤモヤする。
◆それでも週末の日曜日に普通のNHK BSでの映画放映はあります。

 

◆私の感想があるお勧めの作品
◆今週はありません。

 

◆私の感想がないお勧めの作品
◆『椿三十郎』(1962年)
黒澤明監督、三船敏郎仲代達矢小林桂樹加山雄三、団令子、入江たか子志村喬主演のチャンバラアクション時代劇です。
◆凄腕の素浪人が人助けをする話しのようです。
黒澤明監督の最後の娯楽作品といった感じの傑作です。

 

◆過去の名作は過剰な期待をせずに気楽に見れば面白いと思えます。
◆映画は説明セリフは少ない方がいい。これが基本です。
◆カット割りでわかりやすくするのが映画。メソッド演技はあまり映画的ではない。
◆全編説明セリフがないと話しがわからないという人は映画には向いてないのでTVの字幕付きバラエティ番組を見てた方がいいと思える。