Hollywood Express #987◆2023.09.16(土)

◆この番組の感想はネタバレ全開になっています。
◆映画紹介番組Hollywood Expressレポートです。BS191 WOWOWプライムにて。

 

 

◆news flash
◆脚本俳優組合のストライキの話題。スタジオ側はストライキを放置して兵糧攻めで交渉する気がないそうです。果たしてどうなる?
メグ・ライアンデヴィッド・ドゥカヴニーのロマンティックコメディ。 What Happens Later (2023) の話題。全米11月公開。
メル・ブルックスがアカデミー特別賞にあたるガバナーズ賞を授与されているが肝心の表彰式が延期の話題。アンジェラ・バセットも授与されています。
◆猫ゲーム Stray が映画になるかもしれない話題。果たしてどうなる?
◆『ナイアド 〜その決意は海を越える〜』 Nyad (2023) の話題。キューバからフロリダまで泳いだ実在人物の伝記映画。エリザベス・チャイ・ヴァサルヘリィ監督、アネット・ベニングジョディ・フォスター主演。全米10月公開。11月全米と日本で配信。
◆作曲家レナード・バーンスタインの伝記映画『マエストロ: 音楽と愛と』 Maesutoro (2023) がAFI映画祭のクロージング作品に選ばれた話題。
◆ The Burial (2023) の話題。マギー・ベッツ監督、ジェイミー・フォックストミー・リー・ジョーンズ主演の法定ドラマ。全米10月限定公開から配信。
◆ The Bikeriders (2023) の予告編が公開されて話題。またハリウッドがハーレーを使ってるバイクドラマでうんざりとなったが1960年代の設定なので日本のバイクはまだ出るわけがない。上手く設定したもんだ。全米12月公開。
◆1969年にOHC並列4気筒エンジンのホンダCB750FOURが発売。1972年にDOHC並列4気筒エンジンのカワサキ900Z1が発売されています。ジャパニーズスタンダードと言われる並列4気筒エンジンのバイクは英国製OHV並列2気筒エンジンのバイクを駆逐しました。
エマ・ストーン主演のブラックコメディな人間ドラマ。『哀れなるものたち』 Poor Things (2023) のヨルゴス・ランティモス監督がベネチア国際映画祭の最高賞に当たる金獅子賞を授与された話題。謎の医者の手で蘇ったヒロインに色々とある話しのようです。『フランケンシュタイン』か『幽霊塔』といった感じで面白そう。全米12月日本では2024年1月公開。

 

◆red carpet
◆今週も俳優組合がストライキ中なのでありませんと思ったら人間の俳優ではない『ミュータント・タートル: ミュータント・パニック!』 Teenage Mutant Ninja Turtles: Mutant Mayhem (2023) のキャラ達がチャイニーズシアターでの手形足形を残すセレモニーの風景。原案ケヴィン・イーストマンのインタビューがあります。

 

◆inside look
◆ My Big Fat Greek Wedding 3 (2023) のメイキング。1と2の紹介から3のメイキングとなります。
◆『死霊館のシスター 呪いの秘密』 The Nun II (2023)のメイキング。マイケル・チャベス監督のインタビューがあります。

 

◆Hollywood gossip
ギレルモ・デル・トロ監督が映画撮影中のウィリアム・フリードキン監督がもしかの時に備えて代役監督で待機していた話題。フリードキン監督は無事に映画を完成させたので出番はなかったそうです。それにしてもフリードキン監督とデル・トロ監督のつながりがわからん。

 

◆new releases
◆専用の編集がされた予告編を見ても出来はわからん。しかし本編ハイライトシーンを10秒も見れば出来はわかります。
◆評価は『よい』『普通』『まあまあ』『イマイチ』の4段階。
◆『名探偵ポアロ: ベネチアの亡霊』 A Haunting in Venice (2023) ケネス・ブラナー監督、ケネス・ブラナーミシェル・ヨー主演の『名探偵ポアロ』シリーズ最新作。ポアロが畑違いな超常現象に悪戦苦闘するの話しのようです。私のゴーストですが出来は普通だと囁いてます。
◆ The Inventor (2023) ジム・カポビアンコ、ピエール=リュック・グランジョン監督、ステーヴン・フライ、デイジー・リドリーVCのこま撮りアニメ。レオナルド・ダ・ビンチの話しのようです。Leo and King/Aerial Contrivance Workshop/Align/Carte Blanche/Curiosity Rights/MK2 Films /The Exchange製作配給。私のゴーストですが出来は普通だと囁いてます。

 

◆weekend boxoffice top10
◆映画は批評も興行もよければ最高なんですが実際にそうはいかないのがこまったものです。
◆10位が Bottoms (2023) エマ・セリグマン監督、レイチェル・セノット、アヨ・エデビリ主演の学園コメディ。底辺組が学校で色々とある話しのようです。興行収入totalが760万ドル。
◆9位が『ミュータント・タートル: ミュータント・パニック!』 Teenage Mutant Ninja Turtles: Mutant Mayhem (2023) ジェフ・ロウ監督、シャモン・ブラウンJr.、ニコラス・カントゥVCの『ミュータント・タートル』シリーズ最新作3D CGアニメ。いつもの話しのようです。Nickelodeon Animation Studios/Point Grey Pictures/Image Comics/Nickelodeon Movies/Paramount Pictures製作配給。興行収入totalが1億1150万ドル。
◆8位が Oppenheimer (2023) クリストファー・ノーラン監督、キリアン・マーフィー、マット・デイモンエミリー・ブラント主演の原爆開発ドラマ。原爆開発の話しのようです。興行収入totalが3億1520万ドル。古き良きアメリカの雰囲気がいいのか大ヒットして緩やかにランクを落としてます。
◆7位が『グランツーリスモGran Turismo (2023) ニール・ブロムカンプ監督、デヴィッド・ハーバー、オーランド・ブルーム主演の実話系カーレースアクション。ゲームから現実にレースする話しのようです。興行収入totalが3580万ドル。
◆6位が Blue Beetle (2023) アンヘル・マヌエル・ソト監督、ショロ・マリデュエニャ、ブルーナ・マルケジーニ主演のDCアメコミアクション。いつもの話しのようです。時節柄でラテン系な主人公になってます。興行収入totalが6370万ドル。
◆5位が『バービー』 Barbie (2023) グレタ・ガーウィグ監督、マーゴット・ロビーライアン・ゴズリング主演のバービー人形の実写人間ドラマ。バービー人形が実存と対峙する話しのようです。興行収入totalが6億2020万ドル。
◆4位が Jawan (2023) アトリー監督、シャー・ルク・カーン、ディーピカー・パードゥコーン主演のボリウッドアクション。いつものボリウッドアクションな話しのようです。興行収入totalが740万ドル。
◆3位が My Big Fat Greek Wedding 3 (2023) ニア・ヴァルダロス監督、ニア・ヴァルダロス、ジョン・コーベット主演の『マイ・ビッグ・ファット・ウェディング』シリーズ最新作コメディ。亡くなった父親の村に行く話しのようです。興行収入totalが1000万ドル。
◆2位が『イコライザー THE FINAL』 The Equalizer 3 (2023) アントワーン・フークワ監督、デンゼル・ワシントンダコタ・ファニング主演の『イコライザー』シリーズ最新作アクション完結作。イタリアを舞台にいつもの話しのようです。興行収入totalが6170万ドル。
◆1位が『死霊館のシスター 呪いの秘密』 The Nun II (2023) マイケル・チャベス監督、タイッサ・ファーミガ、ストーム・リード主演の『死霊館』シリーズのスピンオフ2作目ホラー。いつもの話しのようです。興行収入totalが3260万ドル。

 

◆ending
◆Rita Wilson's “Oli Mazi(We are All Together)” from “My Big Fat Greek Wedding 3 (2023)”

youtu.be

◆"OLI MAZI (We Are All Together)" - Official Lyric Video - My Big Fat Greek Wedding 3

 

◆私の好きなミュージックビデオ
◆『Blondie/One Way Or Another』(1978年=昭和53年)のカバー。

youtu.be

Blondie - One Way or Another Drum cover


◆今週のNHK BSシネマでのお勧め映画
◆私の感想があるお勧めの作品
◆『リオ・ブラボー』(1959年)
ハワード・ホークス監督、ジョン・ウェインディーン・マーティンアンジー・ディキンソン、リッキー・ネルソン、ウォルター・ブレナン、クロード・エイキンス、ジョン・ラッセル主演の娯楽ウエスタン大作です。
原題◆Rio Bravo
プロット◆劣勢の状況で悪の一味と対決する話しのようです。
ハワード・ホークス監督、ジョン・ウェイン主演のウエスタンの面白さ全部入れの傑作です。

eigaface.cocolog-nifty.com

 

◆私の感想がないお勧めの作品
◆『ボルサリーノ』 Borsalino (1970) 
◆ジャック・ドレー監督、アラン・ドロンジャン・ポール・ベルモンドミシェル・ブーケ、カトリーヌ・ルーベル主演のギャング映画です。
◆2人の男が暗黒街で成り上がる話しのようです。
アラン・ドロンジャン・ポール・ベルモンドの共演でこれだけでみれます。

 

 

◆過去の名作は過剰な期待をせずに気楽に見れば面白いと思えます。
◆映画は説明セリフは少ない方がいい。これが基本です。
◆カット割りでわかりやすくするのが映画。メソッド演技はあまり映画的ではない。
◆全編説明セリフがないと話しがわからないという人は映画には向いてないのでTVの字幕付きバラエティ番組を見てた方がいいと思える。