Hollywood Express #888◆2021.10.09(土)

◆この番組レポートはネタバレ全開になっています。
◆映画紹介番組のHollywood Expressのレポートです。BS193 WOWOWにて。

 


◆news flash
NFLで全くの無名からスーパーボウルまで登りつめた伝説のQBカート・ワーナーの伝記映画 American Underdog (2021) の予告編が公開された話題。アメリカ公開は12月。カート・ワーナー役はザカリー・リーヴァイが演じます。結構似てる。
◆『ディア・エヴァン・ハンセン』 Dear Evan Hansen (2021) の主演ベン・プラットはブロードウェイでも同じ役の話題。ジュリアン・ムーアのインタビューがあります。
◆竜巻パニックドラマ 13 Minutes (2021) の話題。ソーラ・バーチはお久しぶりな感じ。エイミー・スマート主演。
◆『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』のダニエル・クレイグの次の仕事はブロードウェイの舞台マクベスの話題。2021年3月開演。
◆3D CGアニメ The Addams Family 2 (2021) から、クロエ・グレース・モレッツのインタビューがあります。
◆魔法一家の魔法の使えない女の子が主人公の3D CGアニメ 『ミラベルと魔法だらけの家』 Encanto (2021) から、日本公開と11月。
◆自分が動物だと思っている設定のシリアスなドラマ Wolf (2021) の話題。アメリカで12月公開。

 


◆red carpet
◆『最後の決闘裁判』 The Last Duel (2021) のプレミアの風景。ジョディ・カマー、脚本のニコール・ホロフセナー、リドリー・スコット監督のインタビューがあります。

 


◆inside look
◆『ヴェノム: レット・ゼア・ビー・カーネイジ』 Venom: Let There Be Carnage (2021) のメイキング。TVプロデューサーのヴィクター・ルーカスのインタビューがありますが1人で延々と喋り倒してます。
◆『スター・ウォーズ: ビジョンズ』 Star Wars: Visions (2021– ) のメイキング。日本のアニメスタジオが製作。9編の短編。マシ・オカ、製作の白崎加奈子、ルーカス・フィルム ジェームズ・ウォー、ジョーダン・フィッシャーのインタビューがあります。何だかどこかで見たようなシーンが多い。マシ・オカが言う通りの創造的循環ならいいんですが実際はそうはいかずに感心しない出来になることが多い。オリジナルをスポイルして出来が悪い。これが多い。こまったものです。
製作
Geno Studio (segment: "Lop & Ocho")
Kamikaze Douga (segment: "The Duel")
Kinema Citrus (segment: "The Village Bride")
Production I.G. (segment: "The Ninth Jedi")
Science SARU (segments: "TO-B1" and "Akakiri")
Studio Colorido Co. (segment: "Tatooine Rhapsody")
Trigger (segments: "The Elder" and "The Twins")
Twin Engine (segment: "Tatooine Rhapsody")/Lucasfilm Animation

配給

Disney+

 


◆Hollywood gossip
◆リタ・モレノがまだ健在な話題。リメイク・ミュージカルの『ウエスト・サイド・ストーリー』 West Side Story (2021) に製作総指揮と出演もするそうです。

 


◆new releases
◆専用の編集がされた予告編を見ても出来はわからん。しかし本編ハイライトシーンを10秒も見れば出来はわかります。
◆評価は『よい』『普通』『まあまあ』『イマイチ』の4段階。
◆『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』 No Time to Die (2021) キャリー・ジョージ・フクナガ監督、ダニエル・クレイグ・レア・セドゥ主演の『007』シリーズ最新作のアクション大作。いつもの話しのようです。私のゴーストですが出来は普通だと囁いてます。
◆ Lamb (2021) ウラジミール・ヨハンソン監督、ノエミ・ラパス、ビョルン・フリーヌル・ハラルドソン主演の羊ドラマ。羊と色々あり過ぎる話しのようです。私のゴーストですが出来は普通だと囁いてます。

 


◆weekend boxoffice top10
◆映画は批評も興行もよければ最高なんですが実際にそうはいかないのがこまったものです。
◆10位が Titane (2021) ジュリア・デュクルノー監督、ヴァンサン・ランドン、アガタ・ルーゼル主演のSFアクション。殺人鬼相手に悪戦苦闘する話しのようです。興行収入totalが50万ドル。
◆9位が The Jesus Music (2021) アンドリュー・アーウィン、ジョン・アーウィン監督、カーク・フランクリン、エイミー・グラント出演のキリスト教音楽ドキュメンタリー。キリスト教音楽の話しのようです。興行収入totalが50万ドル。
◆8位が『ジャングル・クルーズ』 Jungle Cruise (2021) ジャウム・コレット=セラ監督、ドウェイン・ジョンソンエミリー・ブラント主演のディズニーランドアトラクション・アクションコメディ。ジャングル・クルーズで盛り上がる話しのようです。興行収入totalが1億1600万ドル。
◆7位が『キャンディマン』 Candyman (2021) ニア・ダコスタ監督、ヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世、テヨナ・パリス主演のリメイク・ホラー。キャンディマンでホラーする話しのようです。興行収入totalが5890万ドル。
◆6位が『フリー・ガイ』 Free Guy (2021) ショー・レヴィ監督、ライアン・レイノルズ、ジョディ・カマー主演のゲームの世界SFアクション。ゲームの世界で色々とある話しのようです。興行収入totalが1億1760万ドル。
◆5位が『ディア・エヴァン・ハンセン』 Dear Evan Hansen (2021) スティーヴン・チョボスキー監督、ベン・プラット、ケイトリン・デヴァー主演のミュージカルドラマ。成り行きでスピーチする話しのようです。興行収入totalが1180万ドル。日本公開は11月ですが誰も見にこないのではと思える。
◆4位が The Many Saints of Newark (2021) アラン・テイラー監督、アレッサンドロ・ニヴォラレスリー・オドム Jr.主演のTVシリーズザ・ソプラノズ/哀愁のマフィア』 The Sopranos TV Series(1999–2007)の前日譚をジェームズ・ガンドルフィーニの息子マイケル・ガンドルフィーニが演じるギャング映画。ギャング前日譚の話しのようです。興行収入totalが460万ドル。
◆3位が『シャン・チー/テン・リングスの伝説』 Shang-Chi and the Legend of the Ten Rings (2021) デスティン・ダニエル・クレットン監督、シユ・リウ、トニー・レオン主演のアメコミアクション大作。いつもの話しのようです。興行収入totalが2億610万ドル。2億ドルに達してます。おめでとうございます。
◆2位が The Addams Family 2 (2021) グレッグ・ティアナン、コンラッド・ヴァーノン、ローラ・ブロソー監督、オスター・アイザックシャーリーズ・セロンVCの3D CGアニメ。家族で旅行に行く話しのようです。興行収入totalが1730万ドル。
◆1位が『ヴェノム: レット・ゼア・ビー・カーネイジ』 Venom: Let There Be Carnage (2021) アンディ・サーキス監督、トム・ハーディウディ・ハレルソン主演の『ヴェノム』シリーズ続編のアメコミアクション大作。ヴェノム対ヴェノムの話しのようです。興行収入totalが9000万ドル。パンデミック以降で最高のオープニング成績になってます。

 

 

◆ending
◆Sam Smith and Summer Walker's “You will be Found” from “Dear Evan Hansen (2021) ”

youtu.be

 

 

◆私の好きなミュージックビデオ/音楽のみ
◆『Blondie/Call Me』(1980年=昭和55年)

youtu.be

◆この映画『アメリカン・ジゴロ』 American Gigolo (1980) に使われています。

 


◆今週のNHK BSシネマでのお勧め映画
◆私の感想があるお勧めの作品。
◆今週はありません。ここ30年くらいの日本映画はどうにもダメです。商業主義が斜め後ろに突っ走っている。

 

◆私の感想がないお勧めの作品。
◆『黄色いリボン』 She Wore a Yellow Ribbon (1949) ジョン・フォード監督、ジョン・ウェイン、ジョーン・ドルー、ジョン・エイガー主演のウエスタンドラマ。
ジョン・フォード監督はハワード・ホークス監督の『赤い河』(1948年)のジョン・ウェインを見て「あいつに演技が出来るなんて知らなかった」と言ったエピソードがあります。そんなわけで『黄色いリボン』ではいつもと違う繊細な演技をやらせています。
eigaface.cocolog-nifty.com

◆『マラソン マンMarathon Man (1976) ジョン・シュレシンジャー監督、ダスティン・ホフマンローレンス・オリヴィエロイ・シャイダー主演の巻き込まれサスペンス。→歯医者に行く気がしなくなるとても痛そうな拷問シーンが有名です。
◆過去の名作ですが過剰な期待をせずに気楽に見れば面白いと思えます。