Hollywood Express #708◆2017.01.28(土)

映画紹介番組のHollywood Expressの感想です。BS193 WOWOWにて。
なおこの文はネタバレ全開となっています。

◆news flash
◆賞レースの話題。『LION ライオン 25年目のただいま』 Lion (2016) が米監督組合賞でノミネートされたそうです。他のノミネート作品は『ラ・ラ・ランド』 La La Land (2016)、『ムーンライト』 Moonlight (2016) 、『マンチェスターバイ・ザ・シー』 Manchester by the Sea (2016) 『メッセージ』 Arrival (2016)等。この賞の結果はアカデミー監督賞に直結するので有名です。
◆『ハード・プレイ』 White Men Can't Jump (1992) のリメイクの話題。出演者はNFLのライアン・タリブとNBAのブレイク・グリフィン。そんな感じで演技は二の次らしい。オリジナルでは俳優のウッディ・ハレルソンとウェズリー・スナイプスでした。
◆ Manifesto (2015) でケイト・ブランシェットが1人で13役をやる話題。ケイト・ブランシェットなので難なくこなすでしょう。
◆『ローガン』 Logan (2017) のあらすじをヒュー・ジャックマンTwitterで公開してる話題。ネタバレ全開ではないと思う。
◆ Hidden Figures (2016) のオクタビア・スペンサーが映画館を借り切って貧しい人達を招待した話題。
◆『スターウォーズ/フォースの覚醒』 Star Wars: Episode VII - The Force Awakens (2015) から急死したキャリー・フィシャーのCGは使わないと発表された話題。
◆ウーキーに逆らうなという『スターウォーズ』ネタの話題。よくわからん。

◆CMから、三菱は倒産したのでは?と思えるが三菱電機は別なのか。倒産というか実質買収されたのは三菱自動車でした。

◆red carpet
◆エイミー・アダムズがホールオブフェイムに入ったセレモニーの風景。ジェレミー・レナーの見事なお祝いのスピーチがあります。エイミー・アダムズは家族を呼んだりスタッフ達に感謝するお礼のスピーチをしてます。

◆inside look
◆『スプリット』 Split (2016) のメイキング。原題そのままの無難な邦題がついてます。ジェームズ・マカヴォイが24人格を演じ分けます。普通の俳優ならそんなに苦にならないと思えます。多重人格物とはいえば

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レイジング・ケイン』(1992年)が面白かった。ジョン・リスゴーが主に2つの人格を演じ分けそれに1人2役もやってました。
◆ The Founder (2016) のメイキング。1954年の設定だそうです。マイケル・キートンのインタビューがあります。3人そろって、ジョン・キャロル・リンチ、ニック・オファーマン、E・J・ノヴァクのインタビューもあります。ジョン・キャロル・リンチはもう死んでると思っていた。似た名前の人と勘違いしていたようです。誰だっけ?→J・T・ウォルシュだ。

◆Hollywood gossip
◆『ファンタスティック・フォー』 Fantastic Four (2015) は失敗作になったけど共演したケイト・マーラとジェレミー・ベルが婚約した話題。映画は失敗したがカップルが生まれたわけです。

◆new releases
◆専用の編集がされた予告編を見ても出来はわからん。しかし本編ハイライトシーンを10秒も見れば出来はわかります。
◆ A Dog's Purpose (2017) ラッセ・ハルストレム監督、ブリット・ロバートソンデニス・クエイド主演の犬ドラマ。犬は転生する動物という話しらしい。この作品は撮影で犬を虐待したのがバレて大騒ぎになり評判を落としています。それでも犬映画なので絶対にヒットはするはず。私のゴーストですが出来は普通だと囁いてます。
◆ Gold (2016) スティーヴン・ギャガン監督、マシュー・マコノヒーエドガー・ラミレス主演のドラマ。インドネシアに金を掘りに行って色々とある話しらしい。女優さんはブライス・ダラス・ハワード。私のゴーストですが出来は普通だと囁いてます。
◆『バイオハザード: ザ・ファイナル』 Resident Evil: The Final Chapter (2016) ポール・W・S・アンダーソン監督、ミラ・ジョヴォビッチ、アリ・ラーター主演の『バイオハザード』シリーズ完結編。またラクーンシティでアクションする話しのようです。アメリカより日本が先に公開されてます。私のゴーストですが出来は普通だと囁いてます。

◆CMから、日本映画は相変わらず絶叫芝居でうんざりします。絶叫芝居が許されるのは溝口健二監督だけです。

◆weekend boxoffice top10
◆映画は批評も興行もよければそれにこしたことはないが、実際はそうはいかないのがこまったものです。
◆10位が The Bye Bye Man (2017) ステイシー・タイトル監督、ダグラス・スミス、クレシダ・ボナス主演のホラー。その名前を出してはいけないのに出してホラーする話しのようで『キャンディマン』 Candyman (1992) のバリエーションです。女優さんはキャリー=アン・モスも出ています。興行収益totalは1990万ドル。まだtop10内ですがランクは急降下してます。低予算なのでダメージはそんなにない。
◆9位が Sleepless (2017) バラン・ボー・オダー監督、ジェイミー・フォックスミシェル・モナハン主演のフランス映画『スリープレス・ナイト』 Nuit blanche (2011)のリメイク・サスペンス。子供を人質にとられた警官が悪戦苦闘する話しのようです。興行収益totalは1490万ドル。まだtop10内に残りました。ランクはそんなに落ちてない。
◆8位が Patriots Day (2016) ピーター・バーグ監督、マーク・ウォールバーグジョン・グッドマン主演のボストンマラソンテロ・ドラマ。現実のニュースと同じ話しのようです。女優さんはミシェル・モナハン。興行収益totalは2230万ドル。何故かミシェル・モナハンはこの作品にも出ています。top10内に出演作品が2作もありますが単なる偶然です。
◆7位が Monster Trucks (2016) クリス・ウェッジ監督、ルーカス・ティル、ジェーン・レヴィ主演のファンタスティック・コメディ。トラックに取り憑いた謎の生物と色々とある話しのようです。興行収益totalは2260万ドル。惨敗な興行ではないけど製作費がかかってるのでまだ足りないようです。ランクは落ちてない。
◆6位が『ローグワン/スターウォーズ・ストーリー』 Rogue One: A Star Wars Story (2016) ギャレス・エドワーズ監督、フェリシティ・ジョーンズディエゴ・ルナ主演の『スターウォーズ』シリーズのスピンオフ作品。エピソード4直前の設定。寄せ集め部隊がデススターの設計図を盗みに行く話しのようです。興行収益totalは5億1230万ドル。まだ大ヒットしてゆるやかにランクを落としてます。
◆5位が『ラ・ラ・ランド』 La La Land (2016) デイミアン・チャゼル監督、ライアン・ゴズリングエマ・ストーン主演のミュージカル。そうなると話しはボーイミーツガールです。興行収益totalは8970万ドル。アカデミー賞ノミネート効果がそんなにランクは落としていない。
◆4位が『Sing/シング』 Sing (2016) ガース・ジェニングス監督、マシュー・マコノヒーリース・ウィザースプーンVCの3D CGミュージカルアニメ。話しの方はよくわからん。Illumination Entertainment /Universal Pictures製作配給。興行収益totalは2億4930万ドル。何故かわかりませんが大ヒットしてます。
◆3位が Hidden Figures (2016) セオドア・メルフィ監督、タラジ・P・ヘンソン、オクタビア・スペンサー主演のNASAに貢献した黒人女性達のドラマ。他の女優さんはジャネール・モネイ。黒人女性3人がNASAで数学関係の仕事をする話しのようです。興行収益totalは8370万ドル。ヒットしてます。
◆2位が『トリプルX: 再起動』 xXx: Return of Xander Cage (2017) D・J・カルーソー監督、ヴィン・ディーゼルドニー・イェン主演の『トリプルエックス』シリーズ最新作。女優さんはトニ・コレット、ニーナ・ドブレフ、ディーピカー・パードゥコーン、ルビー・ローズ、ハーミオーネ・コーフィールドと何故か大勢出ています。話しの方はよくわからん。興行収益totalは2010万ドル。まあまあな興行なのかも。
◆1位が『スプリット』 Split (2016) M・ナイト・シャマラン監督、ジェームズ・マカヴォイ、アニヤ・テイラー=ジョイ主演の多重人格誘拐サスペンスドラマ。多重人格者に誘拐されて色々とある話しのようです。この多重人格者は人格だけではなく体格やルックスも変えられるようです。何でもありでもホトンドSFと化してます。他の女優さんはジェシカ・スラ、ヘイリー・ルー・リチャードソン、ベティ・バックリー。興行収益totalは4000万ドル。これはビックリの大ヒットになってます。もう製作費の4倍の興行だそうです。今週のハイライトに出てるベティ・バックリーはどこかで見たような。→

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『キャリー』(1976年)の気の毒な先生役でした。

◆ending
◆“ In My Foreign ” from “ xXx: Return of Xander Cage (2017) ”


 

 

 

一九八四年 (ハヤカワepi文庫)

一九八四年 (ハヤカワepi文庫)