Hollywood Express #498◆2012.12.15(土)

映画紹介番組のHollywood Expressの感想です。BS193 WOWOWにて。
なおこの文はネタバレ全開となっています。

◆news flash
◆ Zero Dark Thirty (2012) の批評がたいへんよい。ビンラディンを退治するアメリカ万歳アクション。結構なことです。見る気はしないけど。ですがキャサリン・ビグロー監督の前作『ハート・ロッカー』 The Hurt Locker (2008) は興業成績はイマイチだったはずです。
◆『リンカーン』 Lincoln (2012) はニューヨーク映画批評家協会賞で高評価。結構なことです。見る気はしないけど。で、主な賞は主演女優賞は The Deep Blue Sea (2011) のレイチェル・ワイズ、助演男優賞は BERNIE (2011)、Magic Mike (2012) のマシュー・マコノヒーだそうです。
◆『ジャックはしゃべれま1,000』 A Thousand Words (2012) のエディ・マーフィーはギャラと興業の対比が悪い最も割高なスターの1位になった話題。割高なスターランキング2位はキャサリン・ハイグル、3位はリース・ウィザースプーン、4位がサンドラ・ブロック、5位がジャック・ブラック、何でウィル・フェレルが入っていない?。私の印象ではウィル・フェレルが割高なスターランキング1位なんだけど。
アンジェリーナ・ジョリーが引退の話題。子供が十代になったら手がかかるから引退すると主張してるそうです。普通は手がかからなくなるのでは?、スターの考えるとこはわからん。
◆あの有名な Hollywood の看板が修復される話題。といってもペンキを塗り直すだけらしい。あの Hollywood 看板は真っすぐではなく微妙にずれて並んでるのがいいんです。

◆red carpet
◆ Deadfall (2012) のプレミアの風景。オリビア・ワイルドはカメラマンに人気がある。チャーリー・ハナムとは誰だ?聞いたことがない。他にシシー・スペイセククリス・クリストファーソンも出てるサスペンスらしい。

◆inside look
◆ Playing for Keeps (2012) のメイキング。ジェラルド・バトラーのインタビューがあります。サーフィン映画からサッカー映画と絶好調のジェラルド・バトラーです。実生活では女遊びも御盛んでしかもイヤミには見えない。何とも羨ましいキャラクターの持ち主です。
◆ Deadfall (2012) のメイキング。ステファン・ルツォヴィツキー監督、エリック・バナ、オリビア・ワイルド、チャーリー・ハナムシシー・スペイセククリス・クリストファーソン主演のサスペンス。雪の中で交通事故があって色々とある話しのようです。インタビューでのオリビア・ワイルドはシシー・スペイセククリス・クリストファーソンと共演が出来て大喜びといった感じです。

◆Hollywood gossip
リンジー・ローハンはニューヨークとロサンゼルスでそれぞれ騒ぎを起こしていた話題。リンジー・ローハンは大陸横断して暴走しています。

◆new releases
◆『ホビット 思いがけない冒険』 The Hobbit: An Unexpected Journey (2012) ピーター・ジャクソン監督、マーティン・フリーマンイアン・マッケラン他主演のファンタジー。主演のマーティン・フリーマンですが『銀河ヒッチハイクガイド』 The Hitchhiker's Guide to the Galaxy (2005) とTVシリーズ『SHERLOCK (シャーロック)』 Sherlock (2010– ) で見てたけど同一人物とは気がつかなかった。今回初めて気がついた。あまりにも平均的なルックスと個性なのでそうなります。
◆『アウトロー』 Jack Reacher (2012) クリストファー・マッカリー監督、トム・クルーズロザムンド・パイク主演のアクション。トム・クルーズの新作アクションです。それにしてもまた変な邦題を付けています。これはもう意図的なサボタージュです。わざわざ昔の作品と同じにしてる。

◆weekend boxoffice top10
◆10位が『ジャッキー・コーガン』 Killing Them Softly (2012) アンドリュー・ドミニク監督、ブラッド・ピットリチャード・ジェンキンスジェームズ・ガンドルフィーニレイ・リオッタサム・シェパード主演のクライムドラマのようです。興行収益totalが1180万ドル。
◆9位が『フライト』 Flight (2012) ロバート・ゼメキス監督、デンゼル・ワシントンドン・チードルジョン・グッドマン主演の航空サスペンスのようです。デンゼル・ワシントン機長が酔っ払い運転で旅客機が墜落して助かってから色々とある話しのようです。興行収益totalが8620万ドル。まだランクインしています。デンゼル・ワシントンドン・チードルの共演というのも豪華です。
◆8位が Red Dawn (2012) ダン・ブラッドリー監督、クリス・ヘムズワースジョシュ・ハッチャーソン主演の『若き勇者たち』 Red Dawn (1984) のリメイク・アクションのようです。興行収益totalが3720万ドル。
◆7位が『シュガー・ラッシュ』 Wreck-It Ralph (2012) リッチ・ムーア監督、ジョン・C・ライリー、サラ・シルバーマンVCの3D CGアニメ。ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ製作。ゲームキャラが主人公らしい。興行収益totalが1億6440万ドル。話しの方はTVゲームの悪役キャラが集合して色々とある話しのようです。ようやくどんな話しなのかわかってきました。
◆6位が Playing for Keeps (2012) ガブリエル・ムッチーノ監督、ジェラルド・バトラージェシカ・ビールデニス・クエイドキャサリン・ゼタ・ジョーンズユマ・サーマン主演のスポーツメロドラマのようです。子役のノア・ロマックスとジェラルド・バトラーの絡みが強調されてる話しのようです。興行収益totalが570万ドル。
◆5位が『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』 Life of Pi (2012) アン・リー監督、スライ・シャルマ、イルファン・カーン主演のファンタジードラマのようです。救命ボートにトラと一緒に漂流する話しらしい。興行収益totalが6090万ドル。結構ヒットしてるようです。おめでとうございます。
◆4位が『リンカーン』 Lincoln (2012) スティーブン・スピルバーグ監督、ダニエル・デイ=ルイスサリー・フィールド主演のリンカーン大統領の実録ドラマのようです。興行収益totalが9710万ドル。
◆3位が『トワイライト・サーガ ブレイキング・ドーン Part2』The Twilight Saga: Breaking Dawn - Part 2 (2012) Bill Condon監督、クリスティン・スチュアート、ロバート・パティンソン主演の『トワイライト』シリーズの最新作。一応これで完結するようです。興行収益totalが2億6860万ドル。3位に落ちたようです。
◆2位が Rise of the Guardians (2012) ピーター・ラムジー監督、クリス・パインヒュー・ジャックマンVCの3D CGアニメ。ドリームワークス・アニメーション製作。動物キャラが出ている話しのようです。興行収益totalが6170万ドル。それにしてもハリウッド映画の英語の発音はきれいです。聞き取りやすい。ハリウッドのどの作品もそうなっています。この点は凄いと思う。
◆1位が『007 スカイフォール』 Skyfall (2012) サム・メンデス監督、ダニエル・クレイグハビエル・バルデム他主演の『007』シリーズの最新作。興行収益totalが2億6140万ドル。1位に返り咲いています。『007』シリーズ歴代最高の興行成績だそうです。おめでとうございます。ところでバイクスタントで使用されてるバイクはやはりホンダでCRF250Rだそうです。この作品は一応英国ですがハリウッドではわざわざ日本のメーカー名を消しているからこまったものです。ドゥカティは消さないくせに・・。日本はダメでイタリアならいい。それじゃ人種差別です。

◆ending
◆ “Manzil ” from “ Life of Pi ”
◆この作品ですが最初はM・ナイト・シャマラン監督の予定だったそうですが、それから企画が流れ流れて結局アン・リー監督になったそうです。それはホントによかったなと思える。M・ナイト・シャマラン監督では実は虎が猫でしたなんてやりかねないから。