Hollywood Express #962◆2023.03.25(土)

◆この番組の感想はネタバレ全開になっています。
◆映画紹介番組のHollywood Expressのレポートです。BS193 WOWOWにて。

 

 

◆news flash
クエンティン・タランティーノ監督の次作が最後の作品になるかもしれない話題。10本撮って監督は辞めると以前から主張してます。果たしてどうなる。
◆絵に描いたような良心のないプロデューサー ハーヴェイ・ワインスタインがセクハラで失脚していなければ無理やり作らされて延々と何十作にもなったと思える。
クエンティン・タランティーノ監督とロバート・ロドリゲス監督はハーヴェイ・ワインスタインの子分みたいなものでこき使われていたはず。今回の失脚で大変ラッキーな状況になってます。

 

◆母娘ドラッグ中毒女性ドラマ All the World Is Sleeping (2021) の話題。男女同権運動で評価されてるらしい。よくわからん。
◆3DCGアニメ『ザ・スーバーマリオブラザーズ・ムービー』 The Super Mario Bros. Movie (2023) から、最新予告編が完成した話題。ゲームマニア等の外野がうるさそうだけど果たして出来は?全米日本とも4月に公開予定。
◆何かと話題のジェームズ・ガン監督のインタビューから、スーパーマン最新作 Superman: Legacy (2025) を監督する話題。2025年7月公開予定。ジェームズ・ガン監督はDCアメコミ全体の設定を引っ掻き回してますが果たしてどうなる?→多分途中で放り出すと思える。自分は悪くないと正当化して辞任すると予想します。
キー・ホイ・クァンケイト・ブランシェットからアドバイスももらった話題。マジ?
◆『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』 Everything Everywhere All at Once (2022) から、シリーズ作品を評価する批評家協会スーパーアワードで評価された話題。他の作品は『ザ・ボーイズ』 The Boys (2019– ) も評価されてます。
エミリオ・エステベスのインタビューから、サンバレー映画祭からパイオニア賞が授与される話題。エミリオ・エステベスは俳優から監督まで色々とやってます。弟のチャーリー・シーンと違って賢明だし。マジでいい兄貴です。

 

◆red carpet
マイケル・B・ジョーダンがウォークオブフェイムに入ったセレモニーの風景。ライアン・クーグラー監督、ジョナサン・メジャースのお祝いのスピーチがあります。マイケル・B・ジョーダンの感謝のスピーチもあります。

 

◆inside look
ウィレム・デフォー主演の Inside (2023) のメイキング。ウィレム・デフォー、ヴァイリス・カツォーピス監督と製作ジョルゴス・カルナヴァルのインタビューがあります。
◆『シャザム!〜神々の怒り〜』 Shazam! Fury of the Gods (2023) のメイキング。アッシャー・エンジェルとジャック・ディラン・グレイザー、アダム・プロディとミーガン・グッド、ザッカリー・リーヴァイのインタビューがあります。

 

◆Hollywood gossip
ライアン・レイノルズ自身がスポークスマンを務めるミントモバイルが大企業Tモバイル買収された話題。そんなわけでライアン・レイノルズが儲けた話しかと思ったら少し違うようです。

 

◆new releases
◆専用の編集がされた予告編を見ても出来はわからん。しかし本編ハイライトシーンを10秒も見れば出来はわかります。
◆評価は『よい』『普通』『まあまあ』『イマイチ』の4段階。
◆『ジョン・ウィック: コンセクエンス』 John Wick: Chapter 4 (2023) チャド・スタエルスキ監督、キアヌ・リーヴスローレンス・フィッシュバーン他主演の『ジョン・ウィック』シリーズ最新アクション大作。いつもの話しのようです。私のゴーストですが出来は普通だと囁いてます。
◆ The Lost King (2022) スティーヴン・フリアーズ監督、サリー・ホーキンススティーヴ・クーガン主演のシェイクスピアドラマ。リチャード三世を調べて色々とある話しのようです。私のゴーストですが出来は普通だと囁いてます。

 

◆weekend boxoffice top10
◆映画は批評も興行もよければ最高なんですが実際にそうはいかないのがこまったものです。
◆10位が『長ぐつをはいたネコと9つの命』 Puss in Boots: The Last Wish (2022) ジェエル・クロフォード監督、アントニオ・バンデラスサルマ・ハエックVCの『長ぐつをはいたネコ』シリーズ最新作3D CGアニメ。命の使いすぎで命があと1つになり悪戦苦闘する話しのようです。Pacific Data Images (PDI)/DreamWorks Animation/Universal Pictures製作配給。興行収入totalが1億8260万ドル。大ヒットして緩やかにランクを落としてます。
◆9位が『アバター: ウェイ・オブ・ウォーター』 Avatar: The Way of Water (2022) ジェームズ・キャメロン監督、サム・ワーシントンゾーイ・サルダナ主演の続編SFアクション超大作。いつもの話しのようです。興行収入totalが6億7820万ドル。大ヒットして緩やかにランクを落としてます。
◆8位が Champions (2023) ボビー・ファレリー監督、ウディ・ハレルソン、ケイトリン・オルソン主演のバスケット自己回復ドラマ。札付きバスケットコーチが社会奉仕活動する話しのようです。興行収入totalが1060万ドル。
◆7位が Jesus Revolution (2023) ジョン・アーウィン、ブレント・マッコークル監督、ケルシー・グラマー、ジョエル・コートニー、ジョナサン・ルーミー主演のキリスト教ドラマ。1970年代にて教会を復活させようすとする話しのようです。興行収入totalが4550万ドル。
◆6位が Cocaine Bear (2023) エリザベス・バンクス監督、ケリー・ラッセル、マーゴ・マーティンデイル主演のヤク中動物パニックコメディ。実話ベースのヤク中のクマに悪戦苦闘する話しのようです。興行収入totalが5850万ドル。
◆5位が『アントマン&ワスプ: クアントマニア』 Ant-Man and the Wasp: Quantumania (2023) ペイトン・リード監督、ボール・ラッド、エヴァンジェリン・リリー主演のマーベルアメコミ『アントマン&ワスプ』シリーズ最新作。量子世界で色々とある話しのようです。興行収入totalが2億590万ドル。2億ドルに達してます。おめでとうございます。
◆4位が『65/シックスティ・ファイブ』 65 (2023) スコット・ベック、ブライアン・ウッズ監督、アダム・ドライヴァー、アリアナ・グリーンブラッド主演のSFサスペンス。未知の惑星に不時着して悪戦苦闘する話しのようです。興行収入totalが2240万ドル。
◆3位が『クリード 過去の逆襲』Creed III (2023) マイケル・B・ジョーダン監督、マイケル・B・ジョーダン、ジョナサン・メジャース主演の『クリード』シリーズ最新作。因縁の旧友と試合で勝負する話しのようです。興行収入totalが1億2770万ドル。
◆2位が Scream VI (2023) マット・ベティネッリ=オルピン、タイラー・ジレット監督、メリッサ・バレラ、コートニー・コックス主演のホラーシリーズ『スクリーム』の最新作。毎度の殺人鬼を相手に悪戦苦闘するの話しのようです。興行収入totalが7580万ドル。
◆1位が『シャザム!〜神々の怒り〜』 Shazam! Fury of the Gods (2023) デヴィッド・F・サンドバーグ監督、ザッカリー・リーヴァイ、ヘレン・ミレン主演のDCアメコミ『シャザム!』シリーズ最新作のアクション大作。いつもの話しのようです。興行収入totalが3010万ドル。この興行成績だとスタジオ側の反応はどうかな。

 

◆ending
◆Demi Lovato's “Still Alive” from “Scream VI (2023)”

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◆Demi Lovato - Still Alive (From the Original Motion Picture Scream VI)

 

◆私の好きなミュージックビデオ
◆『Blondie/One Way Or Another』(1978年=昭和53年)のカバー。
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youtu.be

◆LASCAUX - One way or another (Blondie cover)

 

◆今週のNHK BSシネマでのお勧め映画
◆私の感想があるお勧めの作品
◆『牛泥棒』(1943年)
◆ウィリアム・A・ウェルマン監督、ヘンリー・フォンダダナ・アンドリュース、メアリー・ベス・ヒューズ、アンソニー・クイン主演の冤罪ウエスタンドラマ。
牛泥棒に間違えられてこれは大変となる話しのようです。傑作です。
◆当時は牛や馬を盗んだらその場で縛り首になってました。
◆この作品では無力なキャラだったヘンリー・フォンダ。悔いが残ったいたのか後になって1人で説得する『十二人の怒れる男』(1957年)をプロデュース主演をしたのかもしれない。
◆この作品はクリント・イーストウッドのお気に入りというか影響を受けた作品でもあります。

eigaface.cocolog-nifty.com

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◆私の感想がないお勧めの作品
◆『ローマの休日』 Roman Holiday (1953) 
ウィリアム・ワイラー監督、オードリー・ヘプバーングレゴリー・ペックエディ・アルバート主演のラブロマンス。傑作です。
◆王女様と新聞記者が色々とある話しのようです。
◆普通の話しなのにモノクロなのに見てて面白い。映画の不思議なポイントです。

 

 

◆過去の名作は過剰な期待をせずに気楽に見れば面白いと思えます。
◆映画は説明セリフは少ない方がいい。これが基本です。
◆カット割りでわかりやすくするのが映画。メソッド演技はあまり映画的ではない。
◆全編説明セリフがないと話しがわからないという人は映画には向いてないのでTVの字幕付きバラエティ番組を見てた方がいいと思える。