Hollywood Express #934◆2022.09.03(土)

◆この番組レポートはネタバレ全開になっています。
◆映画紹介番組のHollywood Expressのレポートです。BS193 WOWOWにて。

 

 

◆news flash
◆オリジナル再編集版『アバター: ジェームズ・キャメロン 3Dマスター』 Avatar (2009) の話題。新作 Avatar: The Way of Water (2022) に先駆けて日米9月公開。
◆まだあったデビッド・ボウイのドキュメンタリー Moonage Daydream (2022) の話題。全米で9月IMAX限定公開。
◆『シャザム!』 Shazam! (2019) から、続編 Shazam! Fury of the Gods (2023) の公開が2023年3月に延期された話題。果たして出来は?
Empire of Light (2022) から、オリビア・コールマン、コリン・ハース主演のドラマ。予告編が公開された話題。全米12月公開。果たして出来は?
◆ Confess, Fletch (2022) ジョン・ハム主演の探偵フレッチのドラマ。全米9月公開と配信。1980年台にチェヴィー・チェイス主演で映画化されていますが下手くそなコメディなので評判は悪かった。
ブランディーのインタビューから、スリラーの The Front Room に出演する話題。果たして出来は?
◆ Breaking (2022) から、ジョン・ボイエガのインタビューがあります。
ケイト・ブランシェット主演の音楽ドラマ Tár (2022) の話題。クラシック音楽ドラマらしい。全米10月限定公開から拡大公開。果たして出来は?

 

◆red carpet
◆ Clerks (2022) のプレミアの風景。ケヴィン・スミス、ジェフ・アンダーソン、ブライアン・オハローランのインタビューがあります。旧キャストが勢揃いしてるそうです。

 

◆inside look
◆ Three Thousand Years of Longing (2022) のメイキング。ティルダ・スウィントンイドリス・エルバのインタビューがあります。魔神が学者を説得する話しようです。
◆ Breaking (2022) のメイキング。ニコール・べハーリー、脚本クワイ・ケイ=アルマー、ジョン・ボイエガ、アビ・ダマリス・コービン監督のインタビューがあります。

 

◆Hollywood gossip
◆ニシェル・ニコルズが宇宙葬になる話題。スタートレック関係者と一緒とのこと。それにしてもスタートレックは人気があるな。

 

◆new releases
◆専用の編集がされた予告編を見ても出来はわからん。しかし本編ハイライトシーンを10秒も見れば出来はわかります。
◆評価は『よい』『普通』『まあまあ』『イマイチ』の4段階。
◆ Honk for Jesus. Save Your Soul. (2022) アダンマ・エボ監督、レジーナ・ホール、スターリング・K・ブラウン主演のキリスト教コメディ。寂れた教会を維持しようと奔走する話しのようです。私のゴーストですが出来は普通だと囁いてます。
◆ Gigi & Nate (2022) ニック・ハム監督、チャーリー・ロウ、マーシャ・ゲイ・ハーデン主演の難病ドラマ。青年と猿で色々ある話しのようです。私のゴーストですが出来は普通だと囁いてます。

 

◆weekend boxoffice top10
◆映画は批評も興行もよければ最高なんですが実際にそうはいかないのがこまったものです。
◆10位が Where the Crawdads Sing (2022) オリヴィア・ニューマン監督、デイジーエドガー=ジョーンズ、テイラー・ジョン・スミス主演のスワンプウォーター・サスペンスドラマ。1950年代のノースカロライナ州の沼地=スワンプウォーターで色々とある話しのようです。興行収入totalが8180万ドル。
◆9位が『ソー: ラブ&サンダー』 Thor: Love and Thunder (2022) タイカ・ワイティティ監督、クリス・ヘムズワースナタリー・ポートマン主演のマーベルアメコミアクション大作。いつもの話しのようです。興行収入totalが3億3650万ドル。
◆8位が『ミニオンズ フィーバー』 Minions: The Rise of Gru (2022) カイル・バルダ、ブラッド・エイブルソン、ジョナサン・デル・ヴァル監督、スティーヴ・カレルタラジ・P・ヘンソンVCの3D CGアニメ。いつものの話しのようです。Illumination Entertainment/DreamWorks Animation/Universal Pictures製作配給。興行収入totalが3億5470万ドル。
◆7位が Three Thousand Years of Longing (2022) ジョージ・ミラー監督、ティルダ・スウィントンイドリス・エルバ主演のファンタジードラマ。孤独な中年女性が魔法の精霊と色々とある話しのようです。興行収入totalが290万ドル。
◆6位が『DC がんばれ!スーパーペット』 DC League of Super-Pets (2022) ジャレッド・スターン、サム・レヴィン監督、ドウェイン・ジョンソンケヴィン・ハートVCの3D CGアニメ。スーパーマンを助けようと動物達が奔走する話しのようです。A Stern Talking To/Seven Bucks Productions/DC Entertainment/Warner Animation Group/Warner Bros製作配給。興行収入totalが7400万ドル。
◆5位が『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』 Dragon Ball Super: Super Hero (2022) 児玉徹郎監督、ショーン・シュメル、クリストファー・サバトVCの2Dリミテッドアニメアクション。いつのも話しのようです。Bird Studios (as Bird Studio)/Shueisha/Bandai/Fuji Television Network/Toei Animation/Toei Company (as TOEI)/Fox International Productions/Crunchyroll製作配給。興行収入totalが3080万ドル。
◆4位が『トップガン マーヴェリック』 Top Gun: Maverick (2022) ジョゼフ・コシンスキー監督、トム・クルーズマイルズ・テラー主演の『トップガン』 Top Gun (1986) の続編航空アクション大作。いつもの話しのようです。興行収入totalが6億9110万ドル。
◆3位が『ビースト』 Beast (2022) バルタザール・コルマウクル監督、イドリス・エルバシャールト・コプリー主演の猛獣アクション。アフリカにて凶暴なライオンに悪戦苦闘する話しのようです。興行収入totalが2000万ドル。
◆2位が『ブレット・トレイン』 Bullet Train (2022) デヴィッド・リーチ監督、ブラッド・ピットジョーイ・キング主演の殺し屋アクションコメディ。殺し屋が新幹線で悪戦苦闘する話しのようです。ブリーフケースは典型的なマクガフィンです。興行収入totalが7820万ドル。
◆1位が The Invitation (II) (2022) ジェシカ・M・トンプソン監督、ナタリー・エマニュエル、トーマス・ドハティ主演のお屋敷ホラー。結婚してホラーする話しのようです。興行収入totalが680万ドル。

 


◆ending
◆Jefferson Starship's “Find Your Way Back” from “Clerks III (2022)”

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◆私の好きなミュージックビデオ
◆『Blondie/One Way Or Another』(1978年=昭和53年)のカバー。

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ONE WAY OR ANOTHER - Blondie - Cover by BLACK RIDGE

 

◆今週のNHK BSシネマでのお勧め映画
◆私の感想があるお勧めの作品。
◆『泥棒成金』(1955年)
アルフレッド・ヒッチコック監督、ケーリー・グラントグレース・ケリーブリジット・オーベール主演の泥棒ロマンティックコメディ。
◆サスペンスだと思って見ると空振りするので注意してください。それは私だ。
◆プロローグで黒猫が歩くと泥棒が入るモンタージュで察してください。真面目に見ていると損をします。
◆本『映画術』によるとこの作品のコンセプトは『グレース・ケリーを撮ることで話しは何でもいい』とのことです。
◆邦題がひどい。元泥棒とアメリカ石油成金の話しなので単純につなげて『泥棒成金』となったと思われます。何も考えていないしセンスも悪い。こまったものです。

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◆『オクラホマ・キッド』(1939年)
ロイド・ベーコン監督、ジェームズ・キャグニーハンフリー・ボガートローズマリー・レインのウエスタン。出来は普通です。
◆普通のプログラムピクチャーのウエスタンですがキャストがジェームズ・キャグニーハンフリー・ボガートなので年月を経ても残っている作品です。
◆ハードボイルドなフィルムノワールで有名なハンフリー・ボガートの唯一のウエスタン作品です。

◆黒いコスチュームの悪役ハンフリー・ボガートは言動がセコくてブラック魔王の元ネタといった感じです。コメディではないけど。

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◆私の感想がないお勧めの作品。
◆今週はありません。

 

◆過去の名作は過剰な期待をせずに気楽に見れば面白いと思えます。
◆映画は説明セリフは少ない方がいい。これが基本です。
◆カット割りでわかりやすくするのが映画。メソッド演技はあまり映画的ではない。
◆全編説明セリフがないと話しがわからないという人は映画には向いてないのでTVの字幕付きバラエティ番組を見てた方がいいと思える。