Hollywood Express #917◆2022.05.07(土)

◆この番組レポートはネタバレ全開になっています。
◆映画紹介番組のHollywood Expressのレポートです。BS193 WOWOWにて。

 

 

◆news flash
◆『アバターAvatar (2009) から、続編のタイトル名が決まった話題。 Avatar: The Way of Water (2022) となっています。果たして出来は?
◆舞台版『オズの魔法使い』 The Wizard of Oz が映画化されて2部作になる話題。アリアナ・グランデ、シンシア・エルボ主演。2024年。2025年に公開予定。
マーゴット・ロビー主演の Barbie (2023) の最初の予告編が公開された話題。2023年7月全米公開。
George Michael: Freedom (2017 TV Movie) のuncut が劇場公開される話題。6月に全世界で公開。日本は未定。
◆『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』 Jurassic World Dominion (2022) の予告編から、おなじみのメンバーが勢揃いするようです。
◆3D CGアニメと実写の『チップとデールの大作戦 レスキュー・レンジャーズ』 Chip 'n' Dale: Rescue Rangers (2022) の映像が公開された話題。Mandeville Films/Walt Disney Pictures/Walt Disney Studios Motion Pictures (2022) (USA) (theatrical)/Disney+ (2022) (World-wide) (video) (VOD)製作配給。ディズニープラスで5月配信。出来はどうでもいい。
◆『ブラック・フォン』 The Black Phone (2021) の話題、電話で誘拐ホラーのようです。日本で7月公開。出来は普通な感じ。

 

◆red carpet
ジーン・スマートがハリウッドウォークオブフェイムに入ったセレモニーの風景。ハンナ・エインバインダーのお祝いのスピーチがあります。ジーン・スマートの感謝のスピーチもあります。

 

◆inside look
◆サマームービー特集。
◆マーベルアメコミアクション大作『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』 Doctor Strange in the Multiverse of Madness (2022) 、出来は普通でしょう。
◆『炎の少女チャーリー』 Firestarter (1984) のリメイク超能力ホラー『炎の少女チャーリー』 Firestarter (2022) 日本は6月公開。出来は普通でしょう。
◆ Downton Abbey: A New Era (2022) 『ダウントン・アビー』シリーズの続編ドラマ。全米5月公開。出来はどうでもいい。
◆『トップガン』 Top Gun (1986) の続編航空アクション大作『トップガン マーヴェリック』 Top Gun: Maverick (2022) 、出来は普通でしょう。
◆ Memory (2022) のメイキング。リーアム・ニーソンモニカ・ベルッチのインタビューがあります。マーティン・キャンベル監督なので出来は並みだと思われます。

 

◆Hollywood gossip
オリヴィア・ワイルドが映画のプロモの最中に子供の親権争い中のジェイソン・サダイキスの弁護士から訴状を受け取った話題。新手の嫌がらせだと思われます。

 

◆new releases
◆専用の編集がされた予告編を見ても出来はわからん。しかし本編ハイライトシーンを10秒も見れば出来はわかります。
◆評価は『よい』『普通』『まあまあ』『イマイチ』の4段階。
◆『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』 Doctor Strange in the Multiverse of Madness (2022) サム・ライミ監督、ベネディクト・カンバーバッチエリザベス・オルセン主演のマーベルアメコミアクション大作。マルチバースな話しのようです。私のゴーストですが出来は普通だと囁いてます。
◆ Escape the Field (2022) エマーソン・ムーア監督、ジョーダン・クレア・ロビンス、テオ・ロッシ主演のSFアクション。拉致された6人が謎の畑から脱出しようと悪戦苦闘する話しのようです。私のゴーストですが出来は普通だと囁いてます。

 

◆weekend boxoffice top10
◆映画は批評も興行もよければ最高なんですが実際にそうはいかないのがこまったものです。
◆10位が『モービウス』Morbius (2022) ダニエル・エスピノーサ監督、ジャレッド・レト、マット・スミス主演のマーベルアメコミアクション大作。コウモリの血で大変となる話しのようです。興行収入totalが7140万ドル。
◆9位が Father Stu (2022) ロザリンド・ロス監督、マーク・ウォールバーグメル・ギブソン主演のボクサー神父ドラマ。ボクサーが神父に転身する話しのようです。興行収入totalが1750万ドル。
◆8位が Memory (2022) マーティン・キャンベル監督、リーアム・ニーソンモニカ・ベルッチ主演の殺し屋アクション。アルツハイマーの殺し屋が悪戦苦闘する話しのようです。興行収入totalが310万ドル。
◆7位が『ザ・ロストシティ』The Lost City (2022) アダム・ニー、アーロン・ニー監督、サンドラ・プロック、チャニング・テイタムダニエル・ラドクリフ主演の巻き込まれアクションコメディ大作。無理やりにお宝探しで悪戦苦闘する話しのようです。興行収入totalが9070万ドル。
◆6位が The Unbearable Weight of Massive Talent (2022) トム・ゴーミカン監督、ニコラス・ケイジペドロ・パスカル主演のメタコメディ。ニコラス・ケイジならぬニック・ケイジが潜入捜査に巻き込まれて悪戦苦闘する話しのようです。興行収入totalが1340万ドル。
◆5位が Everything Everywhere All at Once (2022) ダニエル・クワンダニエル・シャイナート監督、ミシェル・ヨー、ジョナサン・キー・クァン主演のSF多次元アクションドラマ。ミシェル・ヨー姐さんが時空をかける話しのようです。興行収入totalが3540万ドル。
◆4位が The Northman (2022) ロバート・エガース監督、アレキサンダー・スカルスゲルド、ニコール・キッドマン主演のバイキングアクション。父の仇を討つ話しのようです。興行収入totalが2280万ドル。
◆3位が『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』 Fantastic Beasts: The Secrets of Dumbledore (2022) デヴィッド・イェーツ監督、エディ・レッドメインジュード・ロウマッツ・ミケルセン主演の『ファンタスティック・ビースト』シリーズ最新作のファンタジー大作。いつもの話しのようです。興行収入totalが7950万ドル。
◆2位が『ソニック・ザ・ムービー/ソニック VS ナックルズ』 Sonic the Hedgehog 2 (2022) ジェフ・ファウラー監督、ジェームズ・マースデンジム・キャリー主演の『ソニック』シリーズ続編アクション。またジム・キャリーと対戦する話しのようです。興行収入totalが1億6110万ドル。
◆1位が『バッドガイズ』 The Bad Guys (2022) ピエール・ペルフェル監督、サム・ロックウェル、マーク・マロンVCの3D CGアニメ。バッドガイズな話しのようです。DreamWorks Animation/Universal Pictures製作配給。興行収入totalが4450万ドル。

 

◆ending
◆Norse Folk Group Heilung's “Lifa-Hakkerskaldyr” from “The Northman (2022)”

youtu.be

 

◆私の好きなミュージックビデオ
◆『Blondie/One Way Or Another』(1978年=昭和53年)のカバー。

youtu.be

Blondie - One way or another - ( Metal Version) Vocaloid Hatsune Miku 初音ミク Cover

 

◆今週のNHK BSシネマでのお勧め映画
◆私の感想があるお勧めの作品。
『見知らぬ乗客』(1951年)
アルフレッド・ヒッチコック監督、ファーリー・グレンジャールース・ローマンロバート・ウォーカー主演の交換殺人サスペンス。傑作です。
◆脚本のレイモンド・チャンドラーは監督とは不仲で仕事はやっていなかったそうです。
◆それはともかく各キャラが1951年当時にしては強烈なのがそろってます。
◆主人公の前恋人は1年以上も会っていないのにアンタの子供を妊娠してると主張して現恋人の議員の娘がいるワシントンに行って子供を産んでやると主人公を悩ませるのです。
◆その主人公はテニス選手なのにあまりテニスには執着せず議員の娘をコネにして政界進出を目論んでいます。
◆交換殺人を持ちかける男はサイコでマザコンファザコンで主人公に言いよるのがまるでゲイなんです。そんな感じで全部盛りなキャラで全く凄いものです
◆マイナスポイントは撮影技術で当時の最新技術はスクリーンプロセスなんです。かなり上手く使ってますが現在のデジタル合成があればと思えてしまいます。

eigaface.cocolog-nifty.com


◆私の感想がないお勧めの作品。
◆ハリウッド黄金時代1950年代の2作品です。
『星のない男』 Man Without a Star (1955) キング・ヴィダー監督、カーク・ダグラスジーン・クレイン、クレア・トレバー主演のウエスタン。

 

◆過去の名作は過剰な期待をせずに気楽に見れば面白いと思えます。
◆映画は説明セリフは少ない方がいい。これが基本です。
◆カット割りでわかりやすくするのが映画。メソッド演技はあまり映画的ではない。
◆全編説明セリフがないと話しがわからないという人は映画には向いてないのでTVの字幕付きバラエティ番組を見てた方がいいと思える。