Hollywood Express #898◆2021.12.17(土)

◆この番組レポートはネタバレ全開になっています。
◆映画紹介番組のHollywood Expressのレポートです。BS193 WOWOWにて。

 


◆news flash
◆『ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密』 Knives Out (2019) で共演したアナ・デ・アルマスとクリス・エバンスと主演のの新作アクション Ghosted の話題。果たして出来は?
◆色々とある『スパイダーマン』の3D CGアニメシリーズの続編 Spider-Man: Across the Spider-Verse - Part One (2022) の予告編が公開された話題。全米2022年10月公開。Sony Pictures Animation/Marvel Entertainment (in association with)/Arad Productions/Lord Miller/Pascal Pictures/Sony Pictures Entertainment (SPE)/Columbia Pictures製作配給。
トム・ホランドのインタビューから、トム・ホランドの新作はフレッド・アステアの伝記映画 Untitled Fred Astaire Biopic だという話題。トム・ホランドは一応歌って踊れるそうです。まあなんとかなりそう。
◆『ミラベルと魔法だらけの家』 Encanto (2021) から、ステファニー・ベアトリスのインタビュー。ステファニー・ベアトリスは『イン・ザ・ハイツ』 In the Heights (2021) にも出てるそうです。
◆スティーブン・スピルバーク監督のインタビュアーから、新作 The Fabelmans (2022) が自伝的作品となる話題。2022年感謝祭に公開。
ギレルモ・デル・トロ監督の新作『ナイトメア・アリー』 Nightmare Alley (2021) の話題。ブラッドリー・クーパーケイト・ブランシェット主演のドラマ。日本では2021年3月公開。
→この作品のオリジナルとなる『悪魔の往く町』(1947年)の感想があります。

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◆ドント・ルック・アップ』 Don't Look Up (2021) から、最高の褒め言葉GOAT=the greatest of all timeの話題。メリル・ストリープは山羊のことだ勘違いしていたそうです。
◆『ハウス・オブ・グッチ』 House of Gucci (2021) がら、パームスプリンス国際映画祭でレディガガがアイコン賞を授与される話題。
◆『ソニック・ザ・ムービー/ソニックVSナックルズ』 Sonic the Hedgehog 2 (2022) の予告編、日本では2022夏に公開予定。


◆red carpet
◆『SING/シング: ネクストステージ』 Sing 2 (2021) のプレミアの風景。トリー・ケリー、カース・ジェニングスのインタビューをあります。


◆inside look
◆『愛すべき夫妻の秘密』 Being the Ricardos (2021) のメイキング。ハビエル・バルデムニコール・キッドマン、ニーナ・アリアンダ、JK・シモンズ、アーロン・ソーキン監督のインタビューがあります。それにしても凄い邦題です。TV Series『アイ・ラブ・ルーシー』 I Love Lucy (1951–1957) がどこかに行って影も形もない。
◆ Encounter (2021) のメイキング。リズ・アーメッドとアディティア・ゲッダーダとルシアン=リバー・チョウハン、オクタヴィア・スペンサーのインタビューがあります。


◆Hollywood gossip
◆作家アン・ライスが亡くなった話題。原作の映画化『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』 Interview with the Vampire: The Vampire Chronicles (1994) でのトム・クルーズに関するのエピソードがいい。トム・クルーズなんてダメと言ってたのが映画を見たらトム・クルーズ最高となってたエピソードです。可愛い。


◆new releases
◆専用の編集がされた予告編を見ても出来はわからん。しかし本編ハイライトシーンを10秒も見れば出来はわかります。
◆評価は『よい』『普通』『まあまあ』『イマイチ』の4段階。
◆『スパイダーマン: ノー・ウェイ・ホーム』 Spider-Man: No Way Home (2021) ジョン・ワッツ監督、トム・ホランド、ゼンデンヤ主演の『スパイダーマン』シリーズ最新作。アメコミのいつもの話しのようです。私のゴーストですが出来は普通だと囁いてます。
◆『スワン・ソング』 Swan Song (I) (2021) ベンジャミン・クリアリー監督、マハーラシャ・アリ、ナオミ・ハリス主演の身代わり家族ドラマ。自分の身代わりで色々とある話しのようです。私のゴーストですが出来は普通だと囁いてます。

 

◆weekend boxoffice top10
◆映画は批評も興行もよければ最高なんですが実際にそうはいかないのがこまったものです。
◆10位が『ヴェノム: レット・ゼア・ビー・カーネイジ』 Venom: Let There Be Carnage (2021) アンディ・サーキス監督、トム・ハーディウディ・ハレルソン主演の『ヴェノム』シリーズ続編のアメコミアクション大作。ヴェノムとトム・ハーディのおかしな2人の話しのようです。興行収入totalが2億1190万ドル。大ヒットして緩やかにランクを下げてますがまだ10位で頑張ってます。
◆9位が『DUNE/デューン砂の惑星』 Dune: Part One (2021) ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督、ティモシー・シャラメレベッカ・ファーガソン主演のSF大作。砂の惑星で色々とある話しのようです。興行収入totalが1億620万ドル。
◆8位が Christmas with the Chosen: The Messengers (2021) ダラス・ジェンキンス、ジェイコブ・シュワルツ監督、サラ・アン、アリカン・バーラス主演のキリスト教ドラマ。キリスト教のいつもの話しのようです。興行収入totalが1330万ドル。
◆7位が『でっかくなっちゃった赤い子犬 僕はクリフォード』 Clifford the Big Red Dog (2021) ウォルト・ベッカー監督、ダービー・キャンプ、ジャック・ホワイトホール主演の3DCGの犬映画。大きな赤い犬で大騒ぎの話しのようです。興行収入totalが4760万ドル。
◆6位が『バイオハザード: ウェルカム・トゥ・ラクーンシティResident Evil: Welcome to Raccoon City (2021) ヨハネス・ロバーツ監督、カヤ・スコデラーリオ、ロビー・アメル主演のTVゲームの映画化アクション。バイオハザードのいつもの話しのようです。興行収入totalが1580万ドル。
◆5位が『エターナルズ』 Eternals (2021) クロエ・ジャオ監督、ジェンマ・チャンアンジェリーナ・ジョリー主演のマーベルアメコミ大作アクション。アメコミのいつもの話しのようです。興行収入totalが1億6120万ドル。
◆4位が『ハウス・オブ・グッチ』 House of Gucci (2021) リドリー・スコット監督、レディ・ガガアダム・ドライヴァー主演のドラマ。グッチ家のスキャンダルな話しのようです。興行収入totalが4100万ドル。
◆3位が『ゴーストバスターズ/アフターライフ』 Ghostbusters: Afterlife (2021) ジェイソン・ライトマン監督、マッケナ・グレイス、フィン・ウルフハード主演の続編ホラーコメディ。ゴーストバスターズのいつもの話しのようです。興行収入totalが1億1200万ドル。
◆2位がが『ミラベルと魔法だらけの家』 Encanto (2021) バイロン・ハワード、ジャレッド・ブッシュ監督、ステファニー・ベアトリス、ダイアン・ゲレーロVCの3G CGアニメのミュージカル。魔法一家を救う話しのようです。Walt Disney Animation Studios/Walt Disney Pictures製作配給。興行収入totalが7190万ドル。
◆1位が『ウエスト・サイド・ストーリー』 West Side Story (2021) スティーヴン・スピルバーグ監督、アンセル・エルゴート、レイチェル・ゼグラー主演のリメイクミュージカル大作。人種差別でミュージカルの話しのようです。興行収入totalが1050万ドル。スタジオ側の思惑より低調な興行のようです。

 

◆ending
◆“Measure of a Man” from “ The King's Man (2021) ”

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◆私の好きなミュージックビデオ
◆『Blondie/One Way Or Another』(1978年=昭和53年)のカバー。

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◆One Way Or Another Cover by Until The Ribbon Breaks

 

◆今週のNHK BSシネマでのお勧め映画
◆私の感想があるお勧めの作品。
◆<『ロープ』(1948年) アルフレッド・ヒッチコック監督、ジェームズ・スチュワートファーリー・グレンジャー、ジョン・ドール主演のワンシーンワンショット超人思想殺人サスペンス。→全編時間の進行をランニングタイムの一致させてかなり無理やりですが全編カット割り無しのワンショットになっていて有名です。そんなわけで実験作の割には面白い作品です。

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◆『我輩はカモである』(1933年) レオ・マッケリー監督、グルーチョ・マルクス、チコ・マルクス、ハーポ・マルクス、ゼッポ・マルクス主演ののスラップスティックコメディ。

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◆私の感想がないお勧めの作品。
◆『3人のゴースト』 Scrooged (1988) ではなくロマンティックコメディにもなっている『ゴーストたちの恋愛指南!』aka『ゴースト・オブ・ガールフレンズ・パスト』(2009年)の方がよかったりします。

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◆過去の名作は過剰な期待をせずに気楽に見れば面白いと思えます。
◆映画は説明セリフは少ない方がいい。これが基本です。
◆カット割りでわかりやすくするのが映画。メソッド演技はあまり映画的ではない。
◆全編説明セリフがないと話しがわからないという人は映画には向いてないのでTVの字幕付きバラエティ番組を見てた方がいいと思える。