SHOWBIZ COUNTDOWN 2011.04.11(月)

◆このたびの天災、地震津波被災者の皆様に心よりお見舞い申し上げます。復興を心から願っています。まだ復興にはほど遠い。死亡者数すらわかっていない・・・
◆これは人災の福島第一原子力発電所事故で東京電力に振り回されてる皆様にも心よりお見舞い申し上げます。
◆それにしても東京電力福島第一原子力発電所事故を始末出来るのか?
◆で、全ての原発には「これまでありがとう、あとは何年かかるかわからない廃炉作業をちゃんとやってくれ、最低限必要なだけの予算は出すから・・・」となります。これぐらいしかいいようがない。こうすれば利権は残るから文句はないはず、それでは旨味がないというのは無しです。
東京電力計画停電はようやくやめたようです。まだ節電しろと脅かしてるけど。

◆地上波デジタルTXテレビ東京にて放映のSHOWBIZ COUNTDOWNの感想です。
◆ネタバレはあると思います。

◆オープニングテーマのビデオクリップ
Lady Gaga、『Born This Way』

◆U.S.A. BOX OFFICE TOP10
◆3週目10位が『少年マイロの火星冒険記 3D』 Mars Needs Moms (2011) ロバート・ゼメキス製作、サイモン・ウエルズ監督、VCがジョーン・キューザック他の3D CGアニメ。モーション・キャプチャーで俳優の演技をCG化してるようです。興行収益は1900万ドル。まだTOP10に残ってます。ヒットしてるじゃない。そんなことはないか。
◆4週目9位が The Adjustment Bureau (2011) ジョージ・ノルフィ監督、マット・デイモンエミリー・ブラント主演のSFサスペンスのようです。フィリップ・K・ディックの短編が原作の影の支配者の運命調整局に運命を決められてそれに逆らう主人公といった設定らしい。興行収益累計が5400万ドル。妙に目立つ運命調整局のオッサンは誰だ?→どうやらテレンス・スタンプのようです。そりゃ目立つわけです。今週のハイライトはマット・デイモンと黒人の運命調整局エージェント ハリーと話し込むシーンです。
◆3週目8位が『赤ずきん』 Red Riding Hood (2011) キャサリン・ハードウィック監督、アマンダ・セイフライドゲイリー・オールドマン、他の若い男2人Max Irons, Shiloh Fernandez主演の『赤頭巾』に人狼を絡ませたファンタジーサスペンスのようです。興行収益累計が3200万ドル。今週のハイライトは檻からCGの人狼が飛び出してくるシーンです。CGの動きが相変わらず狼とは違う、これはトラだよ。で、カッコよく登場した騎士がアッサリとやられています。
◆3週目7位が『世界侵略:ロサンゼルス決戦』 Battle: Los Angeles (2011) ジョナサン・リーベスマン監督、アーロン・エッカートミシェル・ロドリゲスブリジット・モイナハン、ラモン・ロドリゲス主演のSFアクションのようです。宇宙人に侵略されてロサンゼルスだけが残り海兵隊が戦う話しらしい。興行収益累計が7200万ドル。結構ランクは落ちてます。ロケはルイジアナでやってCGでロサンゼルスに見せているそうです。
◆2週目6位が Paul (2011) グレッグ・モットーラ監督、サイモン・ペグ、ニック・フロスト主演のSFコメディのようです。宇宙人ポールのVCはセス・ローゲンジェイソン・ベイトマン、ビル・ヘダー、クリスティン・ウィグ共演。アメリカ横断旅行中の英国人で宇宙人好きな男2人が絵に描いたような標準タイプの宇宙人ポールと遭遇して楽しくやる話しのようです。興業収益累計は2400万ドル。何だか製作費はそんなにかかってるように思えないのでいい興業なのでしょう。今週のハイライトはジェイソン・ベイトマンとビル・ヘダーのコンビのエージェントが尋問するシーンです。オチがダーティハリー風でやっただと。そんな感じで小ネタ満載の作品らしい。
◆4週目5位が Rango (2011) ゴア・バービンスキー監督、ジョニー・デップ他がVCのCGアニメのようです。ヒロインのVCはアイラ・フィッシャー。モーション・キャプチャーでVCだけはなく俳優の動きをキャラクターに出してるのが目新しい手法です。自分探しをするカメレオンが主人公の話しらしい。興行収益累計が1億600万ドル。興行収益累計が1億ドル突破でこれはいい興業になって今年1番のヒットだそうです。やっぱりウエスタンになってるようです。フィルム・ノワールのようなタバコの煙を吹きかけるシーンがあります。これはウエスタンでもあるけど。
◆2週目4位が The Lincoln Lawyer (2011) ブラッド・ファーマン監督、マシュー・マコノヒーマリサ・トメイライアン・フィリップウィリアム・H・メイシージョシュ・ルーカスジョン・レグイザモとキャストは豪華です。やり手の弁護士マシュー・マコノヒーが危ない事件に巻き込まれる話しのようです。興行収益が2800万ドル。まあまあヒットしているようです。今週のハイライトは自宅に侵入者がいるマシュー・マコノヒー弁護士。侵入者は依頼人のライアン・フィリップ
◆2週目3位が Limitless (2011) ニール・バーガー監督、ブラッドリー・クーパーロバート・デ・ニーロアビー・コーニッシュ主演のSFサスペンスのようです。1日1錠飲めば超人的な能力が発揮出来る薬を飲んだブラッドリー・クーパーに色々なことがある話しのようです。興行収益累計が4100万ドル。結構いい興行のようです。今週のハイライトはスランプになった小説家のブラッドリー・クーパーがアジア系の女性の訪問を受ける。ここはモノローグが入っています。このアジア系女優さんは誰だ?→T.V. Carpioのようです。
◆1週目2位が『エンジェル ウォーズ』 Sucker Punch (2011) ザック・スナイダー監督、エミリー・ブラウニングアビー・コーニッシュジェナ・マローン、バネッサ・ハジェンズ、ジェイミー・チャンカーラ・グギーノ主演のSFアクションのようです。これはまたアニメみたいな映像の連続になっていて凄い。邦題『エンジェル ウォーズ』は相変わらずのサボタージュぶりで腰が抜ける。どっちにしろ日本での興行収益は期待出来ないので原題のままでいいと思うけど。全体的にアクションが多めな『未来世紀 ブラジル』(1985年)のような感じらしい。床を磨くシーンがあるけどこれはジェニファー・ジョーンズ主演の『聖処女』(1943年)からか?。5つのアイテムが必要でそれを探しにアクションとなる設定のようです。興行収益が1900万ドル。あまりよくない興行ですがこんなものでしょう。この作品はカルトとして残ると思う。今週のハイライトは女優さん達の特訓シーンです。で、グリーンバックでアクションしてるわけです。射撃も実弾使って特訓していたようです。このような訓練に時間とカネがかけられるのがハリウッドの強みなのです。インタビューで「気合い」のことは「will」と言ってる。なるほど。
◆1週目1位が Diary of a Wimpy Kid: Rodrick Rules (2011) デビッド・ボワーズ監督、子役達が主演の学園コメディのシリーズ第2弾のようです。興行収益が2300万ドル。女の子の子役は誰だ?→ペイトン・リストのようです。インド系の子役も出ています。主人公のパパとママはスティーブ・ザーンとレイチェル・ハリスが演じています。で、仲良く留守番をしてるんだぞとなって、例によってそうではなくなるのです。これはこれで面白い。

◆Movie Topics
◆ Scream 4 (2011) ウェス・クレイブン監督、若手女優陣と旧作キャスト勢ぞろいのおなじみのホラーシリーズ第4弾のようです。若手女優陣ではLucy Hale、Shenae Grimes、Aimee Teegarden、Brittany Robertson、Alison Brie、Emma Roberts、Marielle Jaffe等々大勢出ています。1番有名なのがやっぱりエマ・ロバーツでしょう。旧作ではおなじみのネーブ・キャンベル、コートニー・コックス、デビッド・アークエット等が出ています。実生活ではもめたコートニー・コックスとデビッド・アークエットがよく共演してなと感心する。ウェス・クレイブン監督はそんなには上手くないと思ってます。話しは同じですがそれは別に構わない。あの事件から10年。今度はルールが変わる?。殺され役の女の子は最新ホラーのタイトルをよく知ってます。それでも殺人鬼に全部違うと言われてます。

◆JAPAN BOX OFFICE TOP10
仮面ライダーシリーズは40年記念だそうです。やってるパターンが全く変わっていないのが凄い。このシリーズは物心ついたばかり子供相手だから永遠に続けられそうです。子供が少なくなったらどうなるかわからないけど。
◆日本の映画興行市場規模はアメリカに次いで全世界で2番目らしい。結構な儲けになってるわけです。だから内緒にしてるようです。
◆それにしてもセリフ回しを聞くだけで見る気が失せるのは何故?。ヘタ以前のことなのです。何が嫌なんだろ?
◆それでもランクは相変わらずです。なんだかわからん。
◆ヒットしているとは思えない実写日本映画が大量に入ってます。ところで、アニメと仮面ライダーシリーズがなかったら日本映画業界はやっていけず崩壊します。
◆なんかいつもTOP10の割合が決まっている感じ。アメリカ映画、アニメと仮面ライダー、実写の日本映画とそんな感じ。
◆この興業通信社調べのJAPAN BOX OFFICE TOP10ですが信用度はオリコンやビデオリサーチと同じ程度でしょう。つまり数字は操作し放題で信用度はゼロということです。
◆現在の日本映画は驚くほど影響力がない。これはホントのことです。
◆現在の日本映画をカネを出して劇場まで見に行くことに感心します。現在の日本映画を見て感動したり褒めることに感心します。現在の日本映画の感想をわざわざ書くことに感心します。これらをよくそこまで出来るとまた感心します。

◆Music Topics 私は音楽ネタの方はサッパリです。
◆映画の邦題もイマイチなのが多いけど、洋楽の勝手な邦題はホトンド許しがたいレベルに達しています。そんなわけで原語表記にしています。カタカタ表記は1文字でも異なると検索が出来ないし・・・
◆日本語の歌詞さえロクに聞いていないので英語の歌詞がわかるわけがない。それに日本ではメッセージソングが実質的に禁止されてるから歌詞に意味がないのは当然かもしれない。
◆外人の喋る英語は全然わからないし、外人が日本語を喋ってるのを聞くと何故かムカつく。この鎖国システムはよく出来てます。

◆Far East Movement、ビデオクリップが『Like A G6 feat. The Cataracs, DEV』、ライブ映像が『Rocketeer feat. Ryan Tedder Of OneRepublic』「最新アルバム『Free Wired』なんだかわからん。
Radiohead、ビデオクリップが『Lotus Flower』最新アルバムが『The King of limbs』なんだかわからん。。

◆エンディングテーマのビデオクリップ
Britney Spears、『Hold It Against Me 』

◆SHOWBIZ NEWS
◆ジャステン・ティンバーレイクとオリビア・ワイルドのデートが目撃されるが関係者は交際を否定。色々と忙しいようです。
◆歌手のマイケル・ブーブレがアルゼンチン出身の女優ルイサナ・ロレリー・ラピラト・デラトーレと結婚。色々と目出度いようです。
◆昨年は113万ドルの税金未納で支払命令を受けていたリル・ウェイン今度は560万ドルの税金未納。色々と大変なようです。
◆全米の子供たちがお気に入りう選ぶ『キッズ・チョイス・アワード」映画俳優部門ジョニー・デップが受賞。相変わらず色々と上手くやってるジョニー・デップです。
◆ロシアのポップ・デュオ t.A.T.u.が解散。これはどうでもいいネタです。もう日本に来るなよ。

◆SHOWBIZ QUIZ
◆児童文学が原作の映画の中で最大のヒット作は?、これはあてずっぽうでリメイクの方の『チャーリーとチョコレート工場Charlie and the Chocolate Factory (2005)だと予想する。→正解は『アリス・イン・ワンダーランドAlice in Wonderland (2010)でした。そうなの?いい線いってたと思う。