Hollywood Express #860◆2020.01.25(土)

◆この番組の感想はネタバレ全開になっています。
◆映画紹介番組のHollywood Expressの感想です。BS193 WOWOWにて。

◆news flash
◆今年のアカデミー賞も司会者無しに決まった話題。余計な司会者を入れて不評になるよりもうこれでいいみたい。
◆来年のゴールデングローブ賞の司会がティナ・フェイエイミー・ポーラーに決まった話題。このコンビは評判がよくて4度目となるそうです
『スキャンダル』 Bombshell (2019) から、カズ・ヒロのメイクによるシャーリーズ・セロンの成りきりぶりが評価されてスタイリスト組合から3つの賞を授与された話題。他には『ジョーカー』 Joker (2019) は2つの賞。『ダウントン・アビー』 Downton Abbey (2019) は2つの賞とのこと。
→カズ・ヒロは辻一弘のことです。アメリカ市民権を取得して改名した。日本的しがらみにうんざりしたのが理由らしい。
◆ Underwater (2020) と Like a Boss (2020) の共通点は主人公が女性だという話題。そんな感じで女性主人公の割合が増えてるそうです。これが一時の流行だけにならないようにしてほしいものです。
◆女性主人公のDCアメコミアクション『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 Birds of Prey』 Birds of Prey: And the Fantabulous Emancipation of One Harley Quinn (2020) の予告編が公開された話題。果たして出来は?
◆女性主人公のマーベルアメコミの人気キャラの単独主演作品『ブラック・ウィドウ』 Black Widow (2020) の話題。果たして出来は?
◆『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』 No Time to Die (2020) の主題歌を歌うのはビリー・アイリッシュに決まった話題。音楽ネタはサッパリなので何だかわからん。
エリザベス・バンクスのインタビューから、ハーバード大学の演劇クラブからエリザベス・バンクスが表彰される話題。これも女性が活躍している話題です。

◆red carpet
◆『トゥループ・ゼロ ~夜空に恋したガールスカウト~』 Troop Zero (2019) のプレミアの風景。ヴィオラ・デイヴィスアリソン・ジャネイ、マッケナ・グレイスのインタビューがあります。南部訛りのネタがあって、この南部訛りネタでジョン・フォード監督のエピソードが傑作なんです。
→本『ザナック ハリウッド最後のタイクーン』で『虎鮫島脱獄』 The Prisoner of Shark Island (1936) のエピソードから・・・
撮影を始めたとこで主演のワーナー・バクスターがデタラメな南部訛りをやり始めてもジョン・フォード監督は酒が入っていたのとどうせ南部人は妙な喋りかたをするという偏見の持ち主なのでそれでいいとほったらかしにしていた。
撮影現場を監視に来てた脚本のナナリー・ジョンソンはフォード監督に直接意見すると殴られるので20世紀フォックスのボス ダリル・F・ザナックにご注進に行く。
そんなわけでトンデモ南部訛りのラッシュフィルムを見せられたたザナックが撮影現場に乗り込みフォード監督と一悶着があったとのことです。
大男のフォードと小男のザナック。しかし撮影所のボスはザナックだ。
ところでフォード監督は撮影現場にプロデューサーが来るを嫌がったとのこと。そこへ良心のないプロデューサーの代表格ザナックが来て面白いのです。映画本編より面白そうと思えます。

◆inside look
◆『ドクター・ドリトル』 Dolittle (2020) のメイキング。CGIとデジタル合成は素晴らしいがあとは普通過ぎる感じ。ロバート・ダウニー Jr.とスーザン・ダウニー、ハリー・コレットのインタビューがあります。
◆『バッドボーイズ フォー・ライフ』 Bad Boys for Life (2020) のメイキング。これが最後の作品だと言ってますが批評はともかく興行はいいので続編の話しがあるそうです。

◆Hollywood gossip
ジェニファー・ガーナーが苦手なのはジェットコースターだという話題。実は新作映画 Yes Day の1シーンでした。演技ではなくマジでジェットコースターが苦手みたいだけど。

◆new releases
◆専用の編集がされた予告編を見ても出来はわからん。しかし本編ハイライトシーンを10秒も見れば出来はわかります。
◆評価は『よい』『普通』『まあまあ』『イマイチ』の4段階。
◆ The Gentlemen (2019) ガイ・リッチー監督、マシュー・マコノヒーチャーリー・ハナム主演のクライムコメディ。いつもの犯罪絡みの話しのようです。他にヘンリー・ゴールディングが出て目立ってます。女優さんミシェル・ドッカリー。私のゴーストですが出来は普通だと囁いてます。
◆ The Turning (2020) フローリア・シジスモンディ監督、マッケンジー・デイヴィス、フィン・ウルスハード主演のヘンリー・ジェームズの有名な原作『ねじの回転』 The Turn of the Screw (1898) のリメイクホラー。家庭教師が子供2人に悪戦苦闘する話しのようです。私のゴーストですが出来は普通だと囁いてます。
→映画は『回転』The Innocents (1961) と 『回転』 The Turn of the Screw (2009) があります。

◆weekend boxoffice top10
◆映画は批評も興行もよければ最高なんですが実際にそうはいかないのがこまったものです。
◆10位が『アナと雪の女王2』 Frozen II (2019) クリス・バックジェニファー・リー監督、イディナ・メンゼル、クリスティン・ベルVCの続編3D CGアニメ大作。いつもと同じ話しのようです。Walt Disney Animation Studios/Walt Disney Pictures製作配給。興行収益totalは4億6490万ドル。大ヒットしてゆるやかにランクを落としてます。
◆9位が Like a Boss (2020) ミゲル・アルテタ監督、ティファニー・ハディシュ、ローズ・バーン主演のコメディ。借金で色々と大変な話しのようです。他の女優さんはサルマ・ハエック。興行収益totalは1710万ドル。
◆8位が『ナイブズ・アウト 名探偵と刃の館の秘密』 Knives Out (2019) ライアン・ジョンソン監督、ダニエル・クレイグクリス・エヴァンス主演のミステリードラマ。殺人があり探偵が犯人は誰だ?という話しのようです。女優さんはジェイミー・リー・カーティストニ・コレット、キャサリン・ラングフォード、アナ・デ・アーマス。他にドン・ジョンソンマイケル・シャノンも出ていてオールスターキャストです。興行収益totalは1億4590万ドル。ランクが1つ上がってます。
◆7位が『黒い司法 0%からの奇蹟』 Just Mercy (2019) デスティン・ダニエル・クレットン監督、マイケル・B・ジョーダンジェイミー・フォックス主演のドラマ。無実を信じて弁護する話しのようです。興行収益totalは1930万ドル。
◆6位が『ストーリー・オブ・マイライフ/ わたしの若草物語』 Little Women (2019) グレタ・ガーウィグ監督、シアーシャ・ローナンエマ・ワトソン、フローレンス・ピュー、エリザ・スカンレン主演のドラマ。若草物語の話しのようです。興行収益totalは8480万ドル。普通にヒットしてます。
◆5位が『スターウォーズ/ スカイウォーカーの夜明け』 Star Wars: Episode IX - The Rise of Skywalker (2019) J・J・エイブラムス監督、デイジー・リドリーアダム・ドライヴァー主演の『スターウォーズ』シリーズ全9部作完結編の最新作大作。いつもと同じ話しのようです。興行収益totalは4億9190万ドル。
◆4位が『ジュマンジ/ネクスト・レベル』 Jumanji: The Next Level (2019) ジェイク・カスダン監督、ドウェイン・ジョンソンジャック・ブラック主演の『ジュマンジ』シリーズ続編アドベンチャー大作。いつもと同じ話しのようです。女優さんはカレン・ギラン。興行収益totalは2億7060万ドル。
◆3位が『ドクター・ドリトル』 Dolittle (2020) スティーヴン・ギャガン監督、ロバート・ダウニー Jr.、アントニオ・バンデラス主演のリメイク・ミュージカル大作。動物と会話出来るドクター・ドリトルの話しのようです。興行収益totalは2180万ドル。興行はスタジオ側の皮算用より低いようです。
◆2位が『1917 命をかけた伝令』 1917 (2019) サム・メンデス監督、ジョージ・マッケイ、ディーン・チャールズ=チャップマン主演の全編ワンショットの戦争映画。伝令で悪戦苦闘する話しのようです。興行収益totalは7660万ドル。
◆1位が『バッドボーイズ フォー・ライフ』 Bad Boys for Life (2020) アディル・エル・アラビ、ビラル・ファラー監督、ウィル・スミス、マーティン・ローレンス主演の『バッドボーイズ』シリーズ久しぶりの続編大作アクション。女優さんはヴァネッサ・ハジェンズ。いつものようにアクションする話しのようです。興行収益totalは6250万ドル。業界の予想よりヒットしてるそうです。

◆ending
◆music from “Toy Story 4 (2019)”

  

 

101メートル離れた恋 (講談社ラノベ文庫)

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