Hollywood Express #651◆2015.12.12(土)

映画紹介番組のHollywood Expressの感想です。BS193 WOWOWにて。
なおこの文はネタバレ全開となっています。

◆news flash
◆ナショナルボードオブレビュー特集。
◆『マッドマックス 怒りのデス・ロード』 Mad Max: Fury Road (2015) が作品賞。
◆『オデッセイ』 The Martian は3部門受賞。
◆ Room (2015) のブリー・ラーソンが主演女優賞。
◆『クリード チャンプを継ぐ男』 Creed (2015) のシルベスター・スタローンが助演男優賞。
◆『ヘイトフル・エイト』 The Hateful Eight (2015) はジェニファー・ジェイソン・リーが助演女優賞、クエンティン・タランティーノが脚本賞。

Spotlight (2015) が賞レースの本命になってる話題。

ニューヨーク映画批評家協会賞
◆『キャロル』 Carol (2015) は主演の2人がニューヨーク批評家映画賞で4部門受賞。トッド・ヘインズ監督というとこは『エデンより彼方に』 Far from Heaven (2002) の監督でした。なるほど。
◆ Brooklyn (2015) はシアーシャ・ローナンが主演女優賞。
Spotlight (2015) がマイケル・キートン主演男優賞

◆『インサイド・ヘッド』 Inside Out (2015) はアニメの賞関係では圧倒的に強い話題。ナショナルボードオブレビュー、アニー賞でも受賞するようです。
◆『アーロと少年』 The Good Dinosaur (2015) はまあまあらしい。

◆『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』 Indiana Jones and the Kingdom of the Crystal Skul (2008) から新しいインディ・ジョーンズ役の話題。本命だったシャイア・ラブーフが実生活でのご乱行でが脱落してクリス・プラットが有力になった話題。しかしスティーブン・スピルバーグ監督はいまだにハリソン・フォードがでないダメとのことです。

◆red carpet
◆『マネー・ショート 華麗なる大逆転』 The Big Short (2015) のニューヨークプレミアの風景。キャストはやたら豪華。製作出演のブラッド・ピット等のインタビューがあります。他にアダム・マッケイ監督。この監督とよく組んでるスティーブ・カレルのインタビューもあります。最後のインタビューでのフィン・ウィットロックだけは誰だかわからん。

◆inside look
◆ Chi-Raq (2015) のメイキング。やっぱりサミュエル・L・ジャクソンの口上が素晴らしい。これだけでも見る価値があります。
◆ Krampus (2015) のメイキング。トニ・コレット、アリソン・トルマン、アダム・スコットのインタビューがあります。雰囲気の悪い家庭に謎のクリーチャーが現われて更に雰囲気が悪くなるようです。

◆Hollywood gossip
サンドラ・ブロックが2人目の養子を迎えた話題。普通に育って欲しいが多分そうはならないでしょう。

◆new releases
◆『白鯨との闘い』 In the Heart of the Sea (2015) ロン・ハワード監督、クリス・ヘムズワースベンジャミン・ウォーカー主演の白鯨ドラマ。邦題はそのまんまです。現在ではCGがあるので見事な白鯨が出てきます。私のゴーストは出来がよいと囁いてます。
◆『マネー・ショート 華麗なる大逆転』 The Big Short (2015) アダム・マッケイ監督、クリスチャン・ベイル、スティーブ・カレル他主演の金融ドラマ。キャストはやたら豪華です。私のゴーストは出来が普通だと囁いてます。現実の日本は映画より奇妙な設定になってます。人事移動で裁判官が拘束され三権分立ではないとか、民主主義ではなく拝金主義とか、世論調査は単なるプロパガンダとか、選挙はコンピューターソフトで都合よく操作とか色々とあり過ぎ。映画ではこんな設定はあり得ないというのが普通に現実になってます。

◆weekend boxoffice top10
◆10位が Secret in Their Eyes (2015) ビリー・レイ監督、キウェテル・イジョフォージュリア・ロバーツニコール・キッドマン主演のドラマ。アルゼンチン作品『瞳の奥の秘密』 El secreto de sus ojos (2009) のハリウッド・リメイク。話しの方はよくわからん。邦題の『瞳の奥の秘密』は直訳に近いがセンスがいい。興行収益totalは1720万ドル。
◆9位が Brooklyn (2015) ジョン・クローリー監督、シアーシャ・ローナン、ドーナル・グリーソン主演のアイルランド・ドラマ。話しの方はよくわからん。興行収益totalは1120万ドル。ブルックリンが名前なのか地名なのかがわからん。
◆8位が Spotlight (2015) トーマス・マッカーシー監督、マーク・ラファロマイケル・キートン主演のドラマ。女優さんはレイチェル・マクアダムズ。キリスト教絡みの児童虐待の話しらしい。いつものキリスト教原理主義映画とは違うようです。興行収益totalは1650万ドル。
◆7位が『I LOVE スヌーピー THE PEANUTS MOVIE』 The Peanuts Movie (2015) スティーブ・マーティノ監督、ノア・スナップ、ビル・メレンデスVCの3D CGアニメ。『スヌーピー』シリーズの最新作。話しの方はよくわからん。Blue Sky Studios/Twentieth Century Fox 製作配給。興行収益totalは1億2140万ドル。
◆6位が The Night Before (2015) ジョナサン・レヴィン監督、ジョセフ・ゴードン=レヴィットセス・ローゲンアンソニー・マッキー主演のクリスマス・コメディ。女優さんはジリアン・ベル、ミンディ・カリング、リジー・キャプラン。興行収益totalは3200万ドル。まあまあヒットしてます。あまりランクは急降下していない。今週のハイライトですが何だかいつものアクションです。
◆5位が『007 スペクター』 Spectre (2015) サム・メンデス監督、ダニエル・クレイグクリストフ・ヴァルツ主演の『007』シリーズ最新作。スペクターと対決する話しらしい。女優さんはモニカ・ベルッチとレア・セドゥ。殺し屋役で元WWEプロレスラーのデイヴ・バウティスタが出ています。興行収益totalは1億8460万ドル。大ヒット作品のパターンでランクは緩やかに下降してます。
◆4位が『クリード チャンプを継ぐ男』 Creed (2015) ライアン・クーグラー監督、マイケル・B・ジョーダン、シルベスター・スタローン主演の『ロッキー』シリーズからのスピンオフ作品。アポロ・クリードの息子がボクサーを目指す話しのようです。女優さんはテッサ・トンプソン。興行収益totalは6450万ドル。ヒットしてます。作品の出来もいいらしい。
◆3位が『アーロと少年』 The Good Dinosaur (2015) ピーター・ソーン監督、レイモンド・オチョア、ジャック・ブライトVCの3D CGアニメ。サム・エリオットもVCを担当してます。恐竜と少年が色々とある話しのようです。Pixar Animation Studios/Walt Disney Pictures製作配給。興行収益totalは7570万ドル。普通にヒットしてます。しかしスタジオ側は物足りないでしょう。
◆2位が Krampus (2015) マイケル・ドハーティ監督、アダム・スコットトニ・コレット主演のクリスマス・ホラー。謎のクリスマスクリーチャーに悪戦苦闘する話しで元々雰囲気の悪い一家にクリーチャーと遭遇して違う意味で雰囲気が悪くなるようです。興行収益totalは1620万ドル。
◆1位が『ハンガー・ゲーム FINAL:レボリューション』 The Hunger Games: Mockingjay - Part 2 (2015) フランシス・ローレンス監督、ジェニファー・ローレンスジョシュ・ハッチャーソン主演の『ハンガー・ゲーム』シリーズの完結作。話しはいつもと同じみたい。興行収益totalは2億2730万ドル。稼ぐだけ稼いで『スターウォーズ/フォースの覚醒』 Star Wars: Episode VII - The Force Awakens (2015) と1位を交代する流れなのでしょう。

◆ending
◆Nick Cannon's “ Pray 4 My City ” from “ Chi-Raq (2015) ”

 

月長石 (創元推理文庫 109-1)

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白衣の女 (上) (岩波文庫)

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