Hollywood Express #600◆2014.12.13(土)

映画紹介番組のHollywood Expressの感想です。BS193 WOWOWにて。
なおこの文はネタバレ全開となっています。

◆news flash
◆アメリカ映画批評会議が選ぶナショナルボードオブレビュー賞特集。
◆ A Most Violent Year (2014) からオスカー・アイザックジェシカ・チャステイン主演。作品賞に選ばれる。主演男優賞と主演女優賞も。
◆『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』◆Birdman or (The Unexpected Virtue of Ignorance) (2014) はナショナルボードオブレビュー賞のでマイケル・キートン主演男優賞に選ばれる。エマ・ストーンは無視されてる。
◆『アリスのままで』 Still Alice (2014) ジュリアン・ムーアが主演女優賞。クリスティン・スチュアート共演。
◆『アメリカンスナイパー』 American Sniper (2014)  クリント・イーストウッドが監督賞。ブラッドリー・クーパー主演。

ニューヨーク映画批評家協会特集。
◆『6才のボクが、大人になるまで。』 Boyhood (2014) 、12年かけて撮った実験的な作品。作品賞、監督賞、助演女優賞に選ばれる。
◆ Mr. Turner (2014) ティモシー・スポール主演男優賞
◆『サンドラの週末』 Deux jours, une nuit (2014) マリオン・コティヤールが主演女優賞。
◆ Whiplash (2014) からJ・K・シモンズが助演男優賞。

◆『インターステラー』 Interstellar (2014) からアートディレクター組合からクリストファー・ノーラン監督が映画イメージ賞に選ばれる。
◆ Focus (2015) ウィル・スミス、マーゴット・ロビー主演の詐欺ドラマ。このコンビそのままてDCコミックのアクション Suicide Squad (2016) にも出るそうです。ジャレッド・レトがジョーカーを、トム・ハーディが Rick Flag を担当するそうです。

◆red carpet
◆『ホビット 決戦のゆくえ』 The Hobbit: The Battle of the Five Armies (2014) のロンドン・プレミアの風景。ピーター・ジャクソン監督ですが段々スタンリー・キューブリック監督みたいなルックスになってます。監督しての腕前はどうなんだ?、そばにイアン・マッケランがいる。ピーター・ジャクソン監督のスピーチがあります。マーティン・フリーマンとエイダン・ターナーのインタビューがあります。

◆inside look
 Wild (2014) のメイキング。リース・ウィザースプーンローラ・ダーン、シェリル・ストレイドの3人のインタビューです。この作品は日本公開予定があるらしい。製作主演のリース・ウィザースプーン。原作のシェリル・ストレイド。
◆ The Pyramid (2014) のメイキング。アシュレイ・ヒンショウのインタビューがあります。さすがに主演してるので悪くは言ってない。アシュレイ・ヒンショウは学者役なのか、レポーター役かと思っていた。

◆Hollywood gossip
スカーレット・ヨハンソンが結婚。相手は仏広告会社オーナーのロマン・ドリアック。子供はもういます。
◆ロサムンド・バイクに第2子を出産。次男とのこと。恋人のロビー・ユニアックと結婚はしていない。
◆タイラー・ペリーと恋人に初めての子供が誕生。

◆new releases
◆ Top Five (2014) クリス・ロック監督主演、ロザリオ・ドーソン主演の業界風刺コメディのようです。私のゴーストですが出来は普通だと囁いてます。
◆『エクソダス 神と王』 Exodus: Gods and Kings (2014) リドリー・スコット監督、クリスチャン・ベイルジョエル・エドガートン主演の聖書スペクタクルドラマようです。CG全開のスペクタクルシーンは中々のもの。この手の作品ですが大昔はセシル・B・デミル監督が撮っていました。私のゴーストですが出来は普通だと囁いてます。

◆weekend boxoffice top10
◆10位『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』 Birdman or (The Unexpected Virtue of Ignorance) (2014) アルハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督、マイケル・キートンエドワード・ノートン主演の風変わりなドラマのようです。話しの方はよくわからん。この作品はやたら長回しが特徴というか全編1ショットの長回しで撮られてるらしい。これは凄いな。『ロープ』(1948年): 映画フェイスと同じ手法ですが撮影技術が上がってるので上手くつながってるでしょう。女優さんはエマ・ストーン。声は相変わらず低い。興行収益totalは1890万ドル。アートシアター物ので興行はそんなに多くはない。今週のハイライトではインタビューで色々と突っ込まれてるシーンです。日本の業界ではありえないことだ。
◆9位が The Pyramid (2014) グレゴリー・ルヴァスール監督、アシュレイ・ヒンショウ、デニス・オヘア主演の世にも珍しい三面ピラミッドに入って悪戦苦闘するホラー。ドキュメンタリー風に始まって実は安いB級ピラミッドホラーのようです。興行収益totalは130万ドル。これはまた惨敗の興行のようです。あとはDVD頼みです。
◆8位が『ゴーン・ガール』 Gone Girl (2014) デビッド・フィンチャー監督、ベン・アフレックロザムンド・パイク主演のサスペンス・ドラマの。妻殺しの疑いをかけられた旦那に色々とある話しのようです。ベン・アフレックですが妙に役にハマってます。ホトンド、ベン・アフレック本人みたいなキャラなので演技する必要がありません、これは楽でいい。興行収益totalは1億6280万ドル。
◆7位が『博士と彼女のセオリー』 The Theory of Everything (2014) ジェムズ・マーシュ監督、エディ・レッドメインフェリシティ・ジョーンズ主演の理論物理学者スティーブ・ホーキングの伝記映画のようです。エディ・レッドメインがスティーブ・ホーキングを演じる。興行収益totalは1350万ドル。この邦題は何だかわからん。邦題の付け方が何だかわからない時はとりあえず七五調にして韻を踏んだ方がいい。少なくとも日本語の響きがよくなる。
◆6位が Dumb and Dumber To (2014) ピーター・ファレリー、ボビー・ファレリー監督、ジム・キャリージェフ・ダニエルズ主演の久しぶりのシリーズ第2作。内容は1作目の『ジム・キャリーはMr.ダマー』 Dumb & Dumber (1994) とホトンド同じようです。女優さんはレイチェル・メルビンローリー・ホールデン。興行収益totalは7810万ドル。悪くない興行になってます。
◆5位が『インターステラー』 Interstellar (2014) クリストファー・ノーラン監督、マシュー・マコノヒーアン・ハサウェイ主演のSFドラマ。地球の危機を救うために恒星間飛行をする話しのようです。普通の航法では飛行時間が長過ぎるのでブラックホール経由で距離をスキップしてるらしい。興行収益totalは1億5840万ドル。
◆4位が『ベイマックス』 Big Hero 6 (2014) ドン・ホール、クリス・ウィリアムズ監督、ライアン・ポッター、スコット・アツィットVCの3D CGアニメ。Walt Disney Animation Studios/Walt Disney Pictures製作配給。妙な形の健康管理ロボットと主人公に色々とある話しのようです。興行収益totalは1億7740万ドル。
◆3位が Horrible Bosses 2 (2014) ショーン・アンダース監督、ジェイソン・ベイトマンジェイソン・サダイキス主演の『モンスター上司』 Horrible Bosses (2011) シリーズ第2作。新キャラでクリストフ・ヴァルツが出て無駄に演技力を発揮してます。クリス・パインがイカれた役で出ています。ジェイミー・フォックスはまた役に立たないアドバイスをする。興行収益totalは3580万ドル。今週のハイライトは刑務所の元上司ケビン・スペイシーにアドバイスをもらうシーンです。相変わらずの上司ぶりとなってます。
◆2位が『ザ・ペンギンズ from マダガスカル』 Penguins of Madagascar (2014) エリック・ダーメル、サイモン・J・スミス監督、トム・マクグラス、クリス・ミラーVCの『マダガスカル』シリーズのペンギンが主役のスピンオフ作品。TVシリーズ『ザ・ペンギンズ from マダガスカル』もあるそうで、その映画版。興行収益totalは4930万ドル。
◆1位が The Hunger Games: Mockingjay - Part 1 (2014) フランシス・ローレンス監督、ジェニファー・ローレンスジョシュ・ハッチャーソン主演の『ハンガー・ゲーム』シリーズ最新作。興行収益totalは2億5810万ドル。まだ邦題が付いてない。どんだけ変な邦題がつくのか別の意味でお楽しみになります。

◆ending
◆First Aid Kit's “ Walk Unafraid ” from “ Wild (2014) ”

 

 

 

モルグ街の殺人事件

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