Hollywood Express #510◆2013.03.16(土)

映画紹介番組のHollywood Expressの感想です。BS193 WOWOWにて。
なおこの文はネタバレ全開となっています。

◆news flash
アカデミー賞効果で興行がいい作品の話題。
◆『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』 Life of Pi (2012) は世界中で大ヒットしてるそうです。
◆『アルゴ』 Argo (2012) も公開から結構経つが興行はいいそうです。

◆ Anchorman: The Legend Continues (2013) にハリソン・フォードが特別出演しているそうです。その流れでハリソン・フォードは大忙しで新作が続くとなっています。そのうちの1本の 42 (2013) はハイライトシーンを一目見てこれはジャッキー・ロビンソン物のドラマだとわかります。そうなるとハリソン・フォードはブランチ・リッキー役になるようです。ブランチ・リッキーはジャッキー・ロビンソンを見いだした人物なのです。IMDbのキャストを見ると当時の監督選手が大勢出ています。1951年のナショナルリーグプレーオフで世界中が聞いた一発を打たれた投手ラルフ・ブランカまで出てる。
◆『007 スカイフォール』 Skyfall (2012) をシリーズ最高の大ヒットにさせたサム・メンデス監督はスケジュールが詰まってて忙しいので『007』の新作はやらないそうです。賢明な判断です。このシリーズに長くかかわるとろくなことはないし。
◆『ホビット 思いがけない冒険』 The Hobbit: An Unexpected Journey (2012) は3部作にして失敗したと言われたけどそうでもないそうです。全世界興行もよくて今頃になって3部作は成功だと言われてるようです。実際そんなものです。アメリカだけよりアメリカ以外の方が興行成績が多いそうです。
◆ The Call (2013) の話題。ハル・ベリーの新作。巻き込まれサスペンスアクションのようです。この作品にもWWEのプロレスラーが出ています。黒人で弁護士プロレスラーが売りのデビッド・オタンガが出ています。ハル・ベリーのインタビューがあります。通報したとこがあるそうです。喋り過ぎてオペレーターから黙ってと言われたとか。

◆red carpet
The Call (2013) のプレミアの風景。アビゲイル・ブレスリンブラッド・アンダーソン監督、ハル・ベリーのインタビューがあります。ブラッド・アンダーソン監督なら『ワンダーランド駅で』(1998年)とか『マシニスト』(2004年)を見たことがあります。結構作品を見てるモーリス・チェスナットのインタビューもあります。→『恋のトリセツ 〜別れ編〜』(2004年)『アナコンダ2』(2004年)

◆inside look
◆『オズ はじまりの戦い』 Oz: The Great and Powerful (2013) のメイキング。この作品は全編セットで撮影してるそうです。それでセットのブルーバックにCGをデジタル合成すれば何でも出来ます。映画の魔法です。猿と話をする設定のようです。このVCがザック・ブラフでインタビューがあります。ジェームズ・フランコミシェル・ウィリアムズのインタビューもあります。ところでオリジナルの『オズの魔法使』(1939年)の権利はワーナーが持ってるそうでディズニー製作のこの作品では使えないアイテムがあるそうです。サム・ライミ監督のインタビューもあった。
◆ Dead Man Down (2013) のメイキング。コリン・ファレルの殺し屋が目撃者のノオミ・ラパスに脅迫されて殺しをやらされる話しのようです。テレンス・ハワードが親分の役らしい。

◆Hollywood gossip
デミ・ムーアアシュトン・カッチャーの離婚の手続きがまだ長引いてるようです。ここのとこアシュトン・カッチャーの方の景気がよくなってるらしくその取り分でもめてるのかもしれない。

◆new releases
◆ The Incredible Burt Wonderstone (2013) ドン・スカーディノ監督、ジム・キャリー、スティーブ・カレル、オリビア・ワイルド主演のマジシャン・コメディのようです。いじめられていた少年の頃にTVでマジシャンを見て大人になってマジシャンになって色々とある話しらしい。実際のジム・キャリーとスティーブ・カレルはマジで仲が悪そうで撮影現場で互いに足の引っ張り合いといった感じでどうにもお粗末な出来みたい。監督も聞いたことがないし。見どころはオリビア・ワイルドだけでしょう。老マジシャンは誰が演じてる?→アラン・アーキンのようです。これは文句なしのキャスティングです。
◆ The Call (2013) ブラッド・アンダーソン監督、ハル・ベリーアビゲイル・ブレスリン主演の巻き込まれサスペンスアクションのようです。通報を受けるオペレーターが電話に出た犯人に出てなんて言っていいのか?。まあいいけど。監督と主演2人のインタビューがあります。アビゲイル・ブレスリンがさらわれてクルマのトランクに入れられるようです。そこから携帯電話で通報してるわけです。トランク内からテールランプユニット部分の蹴ると簡単に穴が開くらしい。これはトヨタのクルマだけなのか?。

◆weekend boxoffice top10
◆10位が The Last Exorcism Part II (2013) エド・ガス・ドネリー監督、アシュリー・ベル、ジュリア・ガーナー主演の悪魔払いホラーのシリーズ第2作のようです。興行収益totalが1210万ドル。低予算作品なのでこれで十分な興行でしょう。
◆9位が Escape from Planet Earth (2013) カル・バンカー監督、ブレンダン・フレイザーサラ・ジェシカ・パーカーVCの3D CGアニメ。Blue Yonder Films製作、ワインスタイン・カンパニー配給。興行収益totalが4780万ドル。
◆8位が『世界にひとつのプレイブック』 Silver Linings Playbook (2012) デビッド・O・ラッセル監督、ブラッドリー・クーパージェニファー・ローレンスロバート・デ・ニーロ主演の人間ドラマ。興行収益totalが1億2060万ドル。これは大ヒットなのでしょう。アカデミー賞効果はもちろんある。今週のハイライトはこのクスリはどうラリったとか熱心に話し込むクスリ談義のシーンです。
◆7位が Safe Haven (2013) ラッセ・ハルストレム監督、ジュリアン・ハフ、ジョシュ・デュアメル主演の人間ドラマのようです。興行収益totalが6280万ドル。結構ヒットしています。他に似た作品がないのがプラスなのでしょう。今週のハイライトに出ているジョー役の女優さんは Cobie Smulders です。
◆6位が 21 and Over (2013) ジョン・ルーカス、スコット・ムーア監督、マイルズ・テラー、ジャスティン・チョン主演のどうでもいい酒飲みお気楽コメディのようです。興行収益totalが1680万ドル。この作品はカネがかかっていないからこんな興行でも十分でしょう。
◆5位が Snitch (2013) リック・ローマン・ウォー監督、ドウェイン・ジョンソンスーザン・サランドン主演のアクションのようです。息子が捕まってそれを何とかしようと麻薬組織に潜入する話しらしい。興行収益totalが3180万ドル。ドウェイン・ジョンソンWWEザ・ロックだし。WWEの映画進出は結構上手く行ってるようです。いつもあんな感じでWWEの悪のオーナーを演じるビンス・マクマホンは実は辣腕の経営者というのはホントのようです。
◆4位が Dead Man Down (2013) ニールス・アルデン・オプレヴ監督、コリン・ファレルノオミ・ラパス主演のアクションのようです。興行収益totalが530万ドル。これは低調な興行のようです。
◆3位が Identity Thief (2013) セス・ゴードン監督、ジェイソン・ベイトマンメリッサ・マッカーシー主演のコメディのようです。メリッサ・マッカーシーにクレジットカードのIDを騙られたジェイソン・ベイトマンが悪戦苦闘する話しのようです。興行収益totalが1億1650万ドル。今週のハイライトは何故かアクションになっています。
◆2位が『ジャックと天空の巨人』 Jack the Giant Slayer (2013) ブライアン・シンガー監督、ニコラス・ホルトユアン・マクレガー主演のおなじみの話しはどこかに行ったアクションのようです。ニューラインシネマ製作。興行収益totalが4360万ドル。
◆1位が『オズ はじまりの戦い』 Oz: The Great and Powerful (2013) サム・ライミ監督、ジェームズ・フランコレイチェル・ワイズミシェル・ウィリアムズミラ・クニス主演の魔法使いオズの誕生ドラマのようです。興行収益totalが7910万ドル。これは最初から大ヒットのようです。おめでとうございます。

◆ending
◆music from “ Oz: The Great and Powerful ”